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Engineer Team | ExaWizards

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エクサウィザーズの社会課題エンジンとも言えるエンジニアリング組織について紹介しています。技術面でのイネーブラーを担うメンバーの想いやその取り組みはこちらでご覧ください。
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#エクサウィザーズ

会社の成長とエンジニアのやりがい・成長を両立できる組織を目指して

皆さま初めまして。AI Frontier部(以下、AIF部)部長の佐藤正規(さとうまさのり)と申します。エクサウィザーズでは「佐藤」姓が最も多く、簡単に区別して頂けるように社内では「サトマ」と呼んでもらっています。 私が所属するAIF部は50人弱の機械学習エンジニアやデータサイエンティストを擁しており、エクサウィザーズの機械学習技術を一手に引き受けている組織です。今回は、この組織を運営していくに当たり、私が普段どのようなことを考え、何を重視し、どのような組織を目指して行きた

〝古くて新しい技術〟で社会課題の解決につなげる 数理最適化ギルドの仕事とは

数理最適化ギルドのグループリーダーをしております今中健です。数理最適化ギルドでは、古くて新しい数理最適化の技術を用いて日々、顧客課題解決に注力しています。 〝古くて新しい〟数理最適化 数理最適化の技術はオペレーションズリサーチの分野で歴史は古く、第二次世界大戦中にイギリスが軍事研究として使ったのが始まりとされています。以降、数学的な手法により最適化を実現する数理計画法が開発されてきました。現在においても数理最適化は現実の社会課題に対して有効な使い道が多数存在します。OR学

企業のDXを加速させる、絶賛成長中のプロダクト「exaBase DXアセスメント&ラーニング」と愉快な仲間たち

はじめまして、エクサウィザーズで「exaBase DXアセスメント&ラーニング」のプロダクトマネージャーを担当しております北林と申します。(去年に引き続き執筆を担当させていただきます!) 簡単に自己紹介させていただきますと、15年ほどエンジニアを、その後プロダクトマネージャーを7年ほど経験しております。前職ではDeNAで自動運転×物流領域のプロダクト「ロボネコヤマト」の立ち上げ、ビズリーチでハイスキルITエンジニア向け転職プラットフォーム「BINAR」の立ち上げをプロダクト

社会課題解決型MLEチームを目指して 試行錯誤の末にたどり着いたフルスタックMLEとは

初めまして、エクサウィザーズで機械学習エンジニア兼構造化データグループのグループリーダーをしております小野晃司です。リーダーを務める以前から、組織のあり方やチームについて試行錯誤してきました。以前の記事はこちらになります。本記事では、今後のエクサウィザーズの1つのグループとして、どのようにエンジニアを育成していくのかを紹介しています。 エクサウィザーズが目指す社会課題解決 いきなりですが、エクサウィザーズが掲げるミッションは「AIを用いた社会課題解決を通じて、幸せな社会を

テックリードが振り返る 社会課題を解決するためのプロダクト立ち上げ初期に〝あえて〟大切にしたこと

エクサウィザーズ の技術統括部CareWizグループで「CareWiz トルト」のテックリードをしている佐藤知哉です。 私からはCareWiz トルトのWebアプリ版をリリースしてからハイスピードでプロダクト改善を行なっていった話をご紹介したいと思います。技術的な観点での細かい話はあまりせず、開発チームのポリシーやビジネスメンバーとの連携などのチーム作りを中心に話そうと思います。 技術の細かい話も気になる方は、エクサウィザーズのもうひとつのプロダクトである介護音声入力アプ

NLPギルドの専門技術を円滑に連携し、ちょっとしたコツで効率的にプロジェクトを進めている話

エクサウィザーズのNLPギルドに所属している長谷川駿と申します。NLPギルドとは、システムにテキストを理解させる自然言語処理技術を専門とするエンジニア部隊のことです。NLP技術の研究・開発、そしてAIモデルの開発を仕事としています。    NLPギルドを支える知識と技術を磨くために、エクサウィザーズでは業務の20%を研究・開発に当ててよいというルールがあります。これを活用して、私たちは日々新たなことに挑戦しています。   この回では、私たちが日々積み重ねた技術を社内でどのよう

シーズを基盤とした独自開発に関わるエンジニアが、その取り組みを詳しく解説してみる

はじめまして。エクサウィザーズで機械学習エンジニアをしております、加藤卓哉です。今回はエクサウィザーズでのシーズを基盤とした開発に関する取り組みについて詳しくご紹介します。 幅広い業種と関わることができる環境に惹かれた まずは私の経歴を振り返ります。私は早稲田大学の森島研究室に所属していました。3DCG制作支援に関する研究を行い、特に3DCGのキャラクターの表情モデル生成やリアルタイムの動作操作のための研究開発をに勤しむ日々でした。また、2019年から2020年にかけては

機械学習エンジニアからソフトウェアエンジニア、そして介護のプロダクトオーナーへとキャリアが広がっていった話

介護音声入力アプリ「CareWiz ハナスト」(アドベントカレンダー3日目の記事に詳細があります)のプロダクトオーナーを務める亀山悟です。今回はエクサウィザーズでのキャリア形成について、自分の経験を振り返りながらお話しできればと思います。 ジョイン前のキャリア まず、私は横浜国立大学大学院工学府を修了した後、重電機器メーカーの株式会社明電舎に入社しました。学生時代からコンピュータビジョンを専攻していたので、画像処理の研究開発部門に配属され、架線検測装置の画像解析エンジンの

「ともに戦える仲間がいる」元・ひとり情シスが語る、エクサウィザーズのインフラグループとは

「リーダーをはじめインフラ&セキュリティに関して強い意思を持った仲間がいるから、『コーポレートITエンジニアとしてともに戦っていける』と信じてます」 「エクサウィザーズ」で活躍する”ウィザードたち”を紹介するストーリー。 今回登場するのは、コーポレートITを担当する栗田さんです。エクサウィザーズ入社前、いわゆる「ひとり情シス」として2社で情報システム業務を担ってきた栗田さん。なぜ、ひとり情シスからエクサウィザーズのインフラ&セキュリティグループのひとり、になることに決めた

【通期インターン体験記】インプットとアウトプットの繰り返しだった日々は、インターンというよりも副専攻のようでした。

はじめに2020年11月より約1年半、技術統括部 AI Frontier部 構造化データギルドでインターンをさせていただきました千葉です。この記事では、機械学習・AI初心者レベルだった学生がエクサウィザーズでインターンをした経験やその学びをお伝えします。エクサウィザーズでのインターンが気になっている方の参考になれば幸いです。 自己紹介私は、東京工業大学 生命理工学院の博士後期課程1年生で、主な研究テーマはヒト腸内細菌と疾患の関連性の解析です。ヒトの健康や疾患には腸内細菌が関

【機械学習エンジニア内定者座談会】リアルな課題に没頭できる5週間。エクサウィザーズのインターンシップの魅力とは?

エクサウィザーズでは2022年8月、ENGINEER SUMMER 2022 INTERNSHIPを開催。そのキックオフの場で、2021年夏冬のインターンに参加した後、選考を受けて内定者となった23卒3名が、それぞれの就活やインターンでの経験、5週間のインターンを通してエクサウィザーズへ入社を決めた経緯などをお伝えしました。当日の様子をレポートします! インターンをきっかけに選考を受け、内定取得まずは、3人がどのような就活をしてきたのかを語ってもらいました。 隅田:私は大

グローバルスタンダードなセキュリティの確立を目指す。好奇心をエンジンに、次の一手を考え続けるエンジニアの挑戦

「エクサウィザーズのミッション実現の土台となるセキュリティシステムを構築して、仲間やクライアントの心配を最小限にする。そんな状況をつくりたいですね」 「エクサウィザーズ」で活躍する”ウィザードたち”を紹介するストーリー。 今回は、セキュリティエンジニアのIbrahima DIAさん、通称イブさんです。 2021年11月にジョインして約半年。「まさに今、やりたいことをやっている最中。毎日エキサイティング」と語るイブさんに、エクサウィザーズに参画した経緯や、インフラ&セキュリ

「ここにいる仲間たちとなら実現できる」入社間もない3人が、それぞれの夢を叶えられると思った理由

「投資家の信頼を得て、グローバルで評価される開示のスタンダードをつくっていきたい」 「次々と生み出されるサービスを安全に提供できるよう、スキルを磨いてセキュリティのプロとして頼られる存在になりたい」 「マネタイズが難しくて取り残されている社会課題を解決するサービスを、AIと自分のマーケティングスキルをもってグロースさせたい」 「エクサウィザーズ」で活躍する“ウィザードたち”を紹介するストーリー。 今回はエクサウィザーズに入社して間もない、コーポレート部門でIRを担当する神

「最も難易度が高いチャレンジ」を求めて。香港出身の“ゼロイチ”エンジニアが日本に惹かれるシンプルな理由

「私はチャレンジが大好きなんです。とにかく難しいことを解決したい。怖いという気持ちがないわけではありませんが、それが全く気にならないほど、チャレンジしたい気持ちが強いんです」 エクサウィザーズで活躍する”ウィザーズたち”を紹介するストーリー。 中学生にして壊れたパソコンを自分で直してしまうなど、ものづくりに夢中だった香港出身のエンジニアWingKitさん。カナダのスタートアップやビズリーチを経てさまざまな規模の現場を経験してきたWingKitさんは現在、エクサウィザーズで