事業成長のドライバーを目指して~採用を起点に広がる∞の可能性~
この連載企画は、株式会社エクサウィザーズの採用チームの各メンバーがリレー形式で執筆するものです。今回は採用チームの部長である松永が、採用の価値、挑戦、そして未来について語ります。
特に、採用・人事のキャリアを検討されている方や、エクサウィザーズの採用ポジションに興味を持っていただいている方に読んでいただけたら嬉しいです。
はじめに「採用って∞」
こんにちは、連載トップバッターを務める松永です。早いもので当社に入社して丸3年が経ちました。採用については入社初期に書いたnoteからようやくリニューアルします。この3年で学んだことを一言でいうと、採用を起点にできることは∞です。
(せっかくなので本記事を書いた後に初期の記事を読んでみたのですが、コアの想いはあまり変わりませんでした。:https://note.exawizards.com/n/n1fadaf585b37)
今回は、当社の採用チームのリアルな仕事の中身や文化、そして今後の展望について話していきます。ダイアローグの方が読みやすいかなと思い、生成AIをインタビュアー役にしてみました。(ですので質問に若干硬さがあります)
採用の価値と挑戦
インタビュアー: まず採用チームの体制について教えてください。
松永:事業ごとの中途採用担当(3名)、エンジニア横断採用担当、新卒採用担当、採用マーケティング担当、Ops担当のエンジニアの正社員、各種オペレーションを担う契約社員(バックオフィス)、複数名のRPOで構成されるおよそ20名ほどのチームです。
当社の場合、社会課題を起点に多様な事業があり、状況が大きく異なります。事業最適としての視点と、全社横断で育成や配置を含めて検討する職種(例:エンジニア)の横ぐし視点をもつことを意識しています。より中長期的に人材競争力を確保するために応募前の段階から入社までの体験をよりよくデザインするために、マーケティング専任、Ops専任(人事兼務)がいることは特徴的だと思います。また、候補者体験のベースにはオペレーションが肝ですので、標準化・自動化を推進しつつ、候補者個別に寄り添った体験を後押ししてくれるスーパーなバックオフィスが支えてくれています。
インタビュアー: 採用業務の中でどの側面が挑戦的だと感じますか?
松永: 実際に採用業務をするまでわからなかったのですが、採用業務は担う機能が多岐にわたり、色々な筋肉を使う(鍛える)ことが求められとてもチャレンジングです。具体的には、戦略・企画、マーケティング、営業、カスタマーサクセス、そして当社の場合AIプロダクトの開発への参画が含まれます。このすべてを身に着けることはかなり大変ですが、当社の採用担当はある程度まんべんなく鍛えることを目指しています。また、テクノロジーの活用は当社のコーポレート全体で求められていることで、生成AIをはじめとする当社のプロダクトをフル活用して、いかに業務を高度化していくかを日々考え実践しています。
(コーポレートLT会について:https://note.exawizards.com/n/nc61cb7271458)
インタビュアー: 具体的に、どのスキルを鍛えることが難しいと感じますか?
松永: 一般的には営業スキルをコアにしていることが多いと思いますが、企画やマーケティングについてはキャッチアップに時間がかかることがあります。当社の場合、人事責任者が元マーケターで、私が元コンサルタントのため、企画やマーケティングのノウハウについてチーム内で積極的に型化してシェアしたり、研修を行っています。例えば、進捗のCVRをBIツールで可視化したり、チャネルポートフォリオの見立てを立てるシートを作ったりしています。
インタビュアー: 採用チームは他の部署との連携も重要ですが、その連携の中でどのような役割を果たしていますか?
松永: 採用を起点に課題が見えてくることがたくさんあります。例えば、入社いただきたい人材に入ってもらうために制度を整える、若手やポテンシャルの人材の採用を見据えて育成環境を整える、研修やオンボーディングを整備する、候補者へのメッセージングをするために社内ブランドを明確にする必要がある、などです。採用だけにスコープを閉じて課題解決するのではなく、広い人事視点で課題を考え、事業責任者や人事企画などと連携しています。
インタビュアー: わかりやすい連携プロジェクトがあれば教えてください。
松永: 例えば、ある職種の競争力が高いため育成の仕組みを作り、より若手の方を多く採用する提案をし、結果として採用が進んだことがあります。もちろん育成の仕組みはつくってから運用し、モニタリングしていかないといけないので、事業部のマネージャーや人事企画と一緒にモニタリングしています。
インタビュアー: 松永さん自身が採用業務を担当していて誇りに思う瞬間はどんな時ですか?また、これまでのキャリアで得た経験やスキルの中で役立っているものは何ですか?
松永:候補者の方と話をする中で当社のことを魅力に感じてもらった時、候補者が入社して当社で活躍している状況、さらにそれで事業が成長している姿を見れることが嬉しいですね。スキルではないですが、個人的には「人生は何かを得るのではなく、何かを残すもの」という価値観を持っています。何かを少しでも残したい、という気持ちは、人事として歩みを続けている根底にある気がします。一緒に仕事をしている仲間がポテンシャルを信じ、そのポテンシャルが開花し、事業が成長し、社会に貢献するというサイクルを回す、というのが私の理想です。目の前の人の幸せと、社会全体の幸せを追求し続けるタイプだと思っています。
採用チームの価値観・文化
インタビュアー: 採用チームの価値観や信念について教えてください。
松永: まず、価値観については当社全体のValueが三つあるのですが、これを採用チーム版として解釈しています。
Empathy:人事、組織に対する興味、関心が高いことです。メンバーそれぞれがこういう組織でありたい、人事でありたいという想いを持っています。
Evolve:事業や業界が移り変わっていく中で、常にキャッチアップし続け、自身も変化し続けることが好きなことが大事です。またAIで業務を変革していく姿勢も特に今となってはかなり重要です。
Execute:各メンバーが自身の担当事業の採用はもちろん、課題感があることやWillがある領域でもミッションを持っていただきますが、やはりやりきる、成果を出す、ということはシビアに追いたいと思っています。
また、冷静さと情熱の両方を兼ね備えていることが私たち採用部の強みだと考えています。
冷静
スピードはもちろんだが考えることを怠らない
数字・ファクトベースでヨミから現在の行動をする、改善していく
採用の原理原則に立ち返る
情熱
当社のミッション・個人のWillに向かっていく
候補者、従業員、経営、チームメンバーへのリスペクトと思いやりを持つ
当社のフロントとしてプライドを持つ
インタビュアー: 採用チームの文化や働く環境について教えてください。
松永: 各自の個を尊重したうえでチームとしてハーモニーを生み出していることが特徴だと思います。それぞれ事業部ごとに採用担当がつくという意味では個としても自立しつつ、採用活動横断で行う取り組みもたくさんあるので各自の連携は欠かせません。そのために週次の定例を対面で行い、各自のコンディションチェックをするワークや目標シェア、横断テーマの議論、価値観を言語化するワークショップなどを行い、相互理解・情報連携を意識したチーム運営をしています。
また、当社全体としての文化でもありますが、自身が”やりたい!”と思ったら”ぜひ!”という風土があるので、関心のある領域に手を伸ばしていけます。例えば私は入社時メンタルヘルスに興味があり、関連するプロダクト開発に携わったり、前職の経験を生かして事業部の案件をサポートしたり、HRTechプロダクトのR&Dに採用チームがユーザーとして実証実験したり、と人事以外のことも結構手広くやっていたりします。
ちなみに、関連する採用部の好きなところをマーケ担当が熱く書いてくれてるのでこちらも参照ください!
インタビュアー: 採用チームとしてどのようなクリエイティブなアプローチを取ってきましたか?
松永: クリエイティブなアプローチって難しいですね(笑)。他社の成功している事例を参考にしすぎない、既存のやり方を疑うことを心掛けています。特にベンチャーフェーズの人事課題は、ビジネスモデル、フェーズ、カルチャーなど大きな変数があり決まった方法がありません。フレームワークや他社事例を勉強しつつも、当社の状況やアセットを踏まえて仕組みや施策を検討しています。例えば当社には様々なAIプロダクトがありますので、それを使って新しいオペレーションを作れないか?といったことも含まれます。
今後の展望
インタビュアー: 採用チームのビジョンや目標は何ですか?
松永: 活躍人材を採用し続けることで事業成長のドライバーとなることを目指しています。つまり、事業成長に資する人材をROI高く採用することが求められます。ここでいうROIとは、単純に採用Feeや採用活動に要した工数だけでなく、入ってから活躍する方を採用する、中途・新卒のどちらが適切なのか、雇用形態は何が適切なのかという判断も含んでいます。これらの要素を事業責任者と議論しながら計画をし、採用活動を行っていく、さらにAIを使って新しい仕事の在り方を創っていく。チャレンジングなことに取り組んでいるなといつもわくわくしています。
インタビュアー: 最後に、未来の採用担当に向けてメッセージをください。
松永: 今の当社は事業、会社の変革フェーズであり、人事として課題がたくさんあり、翻るとチャンスがたくさんある環境です。
人・組織の観点から事業ひいては社会を盛り上げていきたい、型にはまらない採用・人事業務を前のめりにしていきたい方にぜひジョインいただきたいです!
おわりに
私は難しいチャレンジにみんなで取り組んでいける今のこの状態がとても好きです。一人では成し遂げられないことも、多様なメンバーが集まることで成し遂げられるし、お互い支えあって頑張れる。チームメンバーの皆さんには感謝してもしきれません。これからも採用の新たな姿を創り、事業を盛り上げていきましょう!
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