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新卒は外コン?外銀?出身者が、得られる経験・スキル、キャリアパスを完全比較!エクサウィザーズ新卒の魅力とは?

外コン・外銀出身者による座談会、全7回シリーズの1回目です。

河井 浩一(かわい・こういち)
2008年、パデュー大学クラナート経営学部卒業後、ゴールドマン・サックス証券株式会社の投資銀行部門に入社。2015年、同部門におけるヴァイス・プレジデントに就任。
約13年にわたり、国内外の多数のテクノロジー・メディア・テレコム業界や物流業界に対するM&A、IPOを含む資金調達に関する助言業務に従事。近年は、アクティビスト対応や企業価値向上策に関する助言業務にも関与。
2021年4月、当社参画。社長直下として、財務戦略・資本政策に限らず、中長期的な企業価値の向上に向けた様々な業務・施策に従事。

羽間 康至(はざま・こうじ
京都大学工学部物理工学科卒、情報学研究科修了。教授・助教との研究室の立ち上げから参加。第一三共・新日鉄住金・SONY等の企業との共同研究を通じて、多変量解析・機械学習手法を用いた製造プロセスにおける品質予測・異常検知モデルの研究開発に従事。2015年にA.T.カーニー株式会社へ新卒入社し、製薬・医療機器・自動車・重工業・電子電機・消費財・総合商社などの業種にて、国内外の事業戦略立案と事業開発の協業、オペレーション改革、企業再生等に従事。その後、エクサウィザーズに入社し、医療ヘルスケア領域の事業責任者を担う。

なぜ新卒で外資コンサルや外資銀行に入ったんですか?どのような経験が得られましたか?

羽間:
自分は修士卒で就活していて夏のインターンでコンサルに内定したタイプだったのですが、インターン自体はかなり幅広く参加して、戦略コンサルも複数社、投資銀行のIBD・セールス・マーケ、またITベンチャーや大企業と、合計10社以上夏インターンに参加していた特殊な就活生でした。関西だったので一次情報がなさすぎて、とにかくどういう人がいるのかという意味を含めて人に会いに行ったのが夏のインターンでしたね。結果その中で、自分にとって一番面白そうだったのがコンサルで、もともとエンジニアリングをやっていた立場からすると、日本の高い技術力がビジネスの競争力になっていないという現状に対して、そこまで自分も研究者として一流になれると思っていなかったので、どのような関わり方をしようかと考えた時に、経営に大きなインパクトを与えられるコンサルタントというのを知りました。インターンを通してすごく自分の思考スタイルに合っているなと感じて入社しました。

実際得られた経験で行くと、抽象的なレイヤーとしてはやはりプロジェクト型、期間コミット型であったので、目的に対するコミットメントややりきる力、またそのスタンスというのが最も得られたスキルだと思います。それ以外ではビジネスケースの問題解決力が得られたと感じていますね。インダストリーも含め、経営戦略から事業開発、社内のオペレーション改革だったり、運よく幅広いビジネスケースに携われたのでそれらに対してどのように問題解決をしてけばいいのかというスキルは身に着いたと思います。またその過程で、論理的な構造化や論点と仮説を設計しストーリー化するところのベーシックなスキルも身に着けることができました。

エクサウィザーズに入ってから良かったなと思うのは、法人向けのコミュニケーションスキルですね。偉い人の懐に入り込むソフトスキルも結構重要で、そういうのが学べたのは良かったなと思います。あとは一部ですが、to Bのビジネスをしているということもあって、短時間でクオリティの高い資料を作る力なども生きているなと思います。ただやはり、コミットメントやオーナーシップ、やりきる力などのOS的な力が身に着いたことが良かったなと感じます。

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河井:
自分は2008年に新卒でゴールドマンに入社しましたが、もともとアメリカの大学に4年間通っていました。当時2006~2007年の頃にインターンを考えていた時、自分も羽間さんと同じように、幅広い業界の日本企業を見ていたんですが、当時自分が会計と経営を専攻していたということもあり、また3か月くらい比較的みっちりできるようなインターンをしたいと考えていたので、PwCのニューヨーク本社でインターンをしました。

当時インターンに対しては、しっかりとハードスキルをもって日米両方でプロフェッショナルな仕事ができると思っていたんですが、監査自体が過去のトランザクションをトラッキングするような仕事だったので、何か新しいバリューを生み出せるような仕事でもないなと3か月で感じました。改めて、より厳しいところに若いうちから挑戦ができないかと考えて、それまで見ていた商社やその他多くの日本企業を除外して、投資銀行に絞ったというのが当時でした。

並行してコンサルなんかも見ていたのですが、自分の場合はよりファイナンスオリエンテッドでハードスキルをもって、何かの領域で色々なことがよくわかっている立場がいいなという思考があったので、最終的にはゴールドマンに入社を決めました。主な目的としては、海外の生活が長かったこともあり世界での日本企業のプレゼンスが本当にないという現状を知っていたので、日本企業をよりグローバルにプレゼンス確立できる、かつ若いうちから大型案件のソーシングから発表までできるという点で選びました。

実際13年やってみてすごく楽しかったです。例えばM&Aだと売ることも買うこともジョイントベンチャーを作ることも解消することもすべて経験できましたし、すべて状況や目的に応じて発信の仕方や考え方が違っていて、そういったことに触れることができたのは大きな経験だなと思います。

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就活生目線でアドバイスはありますか?

羽間:
手札を揃えるのと手札を絞るという二つの段階に分けたらいいと思います。よく自分も後輩の就活相談に乗るのですが、手札がないうちから迷っても仕方がないというのはよく言っていて、悩む前にまずインターンに行きまくるのがいいと思います。どんな人がいるのか、自分の志向性が合っているのかなどを含めて、やってみるとだいぶ分かるのでまず手札を揃えてしまえばいいかなと。最後迷える人は幸せで、迷うときは自分が何をしたいのかが重要かなと思います。

河井:
結構人のタイプというのはあるので、まず組織にいる人と会ってみて自分がフィットするのか、また中にいる人がどう考えてそのキャリアに辿り着いているのかなど見てみたり、またその企業に行かなかったとしても将来そこでの繋がりが生きたりするので、どんどん積極的に見ていくことは本当に賛成ですね。

羽間:
そうですね、確かに就活していた時の仲間が本当にいろんな所にいて、スタートアップだったりベンチャーキャピタルだったり、PEファンドだったり事業会社だったり、そういう繋がりは今でも生きていて、お客さんになったりとか専門的な知識を教えてもらったりだとか、そういう刺激しあえる仲間に会えるのでどんどん前のめりに動いた方がいいと思います。

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卒業後、先輩・後輩はどのようなところに行っていますか?

羽間:
コンサルはやはりかなり幅広いですね。結構時代によると思っていて、自分より上の世代だとMBA行って投資ファンドみたいなキャリアが多かったですね。ただ背景にあるのが、年収がすぐに上がって早い段階で家庭をもったことで選択肢がそもそも少ないというケースが意外と多いという感じはあります。あとはPEファンドに買われた事業企画に行ったり、同期以降はほとんどベンチャー界隈に行っている人が多いですね。なのでトレンドはかなり変わってきているなと感じます。

河井:
投資銀行はPEファンドに行く人がすごく多くて、ただ上が重くて最近は中小系のPEファンドに行く人も増えている印象ですね。その中で最近のシフトとしては、世銀だったり起業したり、大手外資系の製薬企業に行ったり、後は同業界をぐるぐる回って証券会社をうろうろする人もいます。やはり上場する前のベンチャーに入ってCFOを目指すというようなケースは確実に増えてきていて、実際ベンチャーでCFOとして会社を大きくするというのを見てきたので、それに自分も影響されたというのはありますね。

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なぜエクサウィザーズに入ろうと思ったんですか?

羽間:
自分は研究室でデータ解析やAIをやっていたのがあって、テクノロジーがそもそも好きで、データサイエンスにも興味があったというのがあったので、テーマ的には自分がやっていたことというのがあります。もう一つは社会課題を解決するという大きな看板を掲げているところで、ピュアにそういうのをやりたいなと思っていました。またDeNAでもともと会長をやっていた春田さんが会長をやっていて、リクルートAI研究所初代所長だった社長の石山さんがいたりと、そういう体制でできることは明らかに珍しい機会だと思いました。またto B向けのビジネスをやっていることもあり、コンサルの経験やスキルが活かせるなと思ったのが最初の印象ですね。

あと自分で起業するより明らかに希少なメンバーが集まっているというところがあって、春田さん石山さんもそうですし、僕と同じタイミングで入った人だとBCGだったりStrategy&の人で今や横ぐしで外コンの人が全員いて、投資銀行の方もこれから増えていくと思います。そういう人たちと切磋琢磨してかなり難しい問題を本気で解きにいくという環境自体が今でも本当に楽しいですし、ほぼ日本にはそういう環境がないと思います。

河井:
自分はエクサウィザーズとの出会いは偶然で、3~4人くらいを介在して春田さんに出逢い、当時はベンチャーキャピタルとかアメリカユニコーンの日本立ち上げみたいなのをやりたいなと思っていました。会長の話を聞くとAIの技術面では5,000人くらいから100人のエンジニアを採用していたり、またコンサルの方も揃っていて、色々なところでAIというバズワードが叫ばれている中で、一番クオリティの高い形で多くの大企業向けに実装まで手がけられているという点に驚きました。また売上高の水準もかなりの成長率と規模で伸びていて、成長率や利益率等の観点で世界的に比較していくと示し方でこれはすごいことになると感じたというのがありました。またそこに加えて、その中で得られる経験というのが、羽間さんが言ったように社員を含め社外取締役方々もかなりすごい方がいたり、更にアカデミアとも連携が密でビジネス・金融・アカデミア様々な連携が適度にバランスを取っていて、AI技術者だけの集合体ではない環境が魅力的だと感じたのが、エクサウィザーズに入った理由です。

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エクサウィザーズ新卒の魅力とは何ですか?

羽間:
僕が学生でも絶対インターンやっているなと思います。これだけ多くのコンサルファームの方と働けて、かつそれぞれのスキルを一気に学べる場はないと思います。むしろ今はコンサルも大量採用をしているので、教育の質はエクサウィザーズの方がいいのではないかと本気で思っています。さらにそういう人たちとかなり近い場で事業責任の経験を若いうちから積めるというのも環境として他にないと思います。またAIのエンジニアだったりソフトウェアエンジニア、デザイナーや看護師、理学療法士など専門家の人たちと一緒にサービス作りをするというのも、ほとんどできない経験だと思います。

河井:
自分はエクサウィザーズに入って2ヵ月ですが、様々なトップティアのコンサルの方々と働けることに加えて、事業のイロハも含めて密に学べるので、そういった観点ではハンズオンに色々なことが学べる組織だなと感じています。自分自身は転職活動時に色々なベンチャー企業の社長さんや取り締まりの方とお話をしたのですが、やはりエクサウィザーズは相当頭が抜けていると思いますし、ベンチャーの良さとベンチャーらしくないクオリティの高さを兼ね備えていると感じています。就活生でメリット・デメリットを考える人がよくいると思うのですが、エクサウィザーズに来てデメリットはないのではないかなと思います。

羽間:
この年第一号なので、個人的にはこういう機会をつかみ取りたいと思いますね(笑)

河井:
日本も変わってきていて、今は本当に優秀な人はスタートアップに集まるようになってきていますよね。

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WANTED!

羽間:
コンサルや投資銀行単体のインターンだと、そこのファームの視点だったり経験に基づいたフィードバックになると思いますが、エクサウィザーズのインターンではファーム横断的にかつデザイナーやプロダクトマネージャーなどからのリアルな事業作りのフィードバックや、春田さんや石山さんなどの経営の経験がある人から視座の高いフィードバックが得られるという点が魅力ですね。内定パスも準備しています。皆さんのエントリーお待ちしています!

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