エクサウィザーズのエンジニア・デザイナー採用とは?~10年のエンジニア採用経験と生成AI活用による進化~
この連載企画は、株式会社エクサウィザーズの採用チームの各メンバーがリレー形式で執筆するものです。前回は高松による「AIを活用することで広がる採用担当キャリアの可能性」でした。今回は、エンジニア・デザイナー採用リクルーターの渡邉が入社したきっかけや業務の楽しさ、取り組んでいる工夫について執筆します。
特に、採用・人事のキャリアを検討されている方や、エクサウィザーズの採用ポジションに興味を持っていただいている方に読んでいただけたら嬉しいです。
はじめに
エクサウィザーズでエンジニア・デザイナーの新卒・中途採用を担当しているリクルーターの渡邉です。
この記事ではエクサウィザーズのエンジニア・デザイナー採用ではどのようなことに取り組んでいるのか?についてご紹介させていただきます。
この記事をきっかけに、エンジニア・デザイナー採用やエクサウィザーズに興味を持っていただければ幸いです。
自己紹介
1社目ではフリーランスのエンジニアの方々と企業のマッチングを手がける人材系の会社でキャリアをスタートしました。入社時は30名程度のベンチャーだったため(当時スタートアップという言葉はあまり使われていなかった)、法人営業、求職者のカウンセリング、マーケ、自社の新卒採用など必要とされる仕事はなんでもこなした記憶があります。
2社目は大手の通信キャリアの子会社で、デジタルマーケティングを手がける会社に人事として入社しました。入社した直後に自社を含む複数の会社が合併し新たに会社が立ち上がることとなったため、採用チームの立ち上げから関わり、最終的にはマネージャーとして採用にとどまらず研修、育成、採用広報など幅広い業務をこなしてきました。ここでもエンジニア採用や組織に関わる機会が多く、CTOやVPoEと議論しながら多くの課題に向き合ってきた記憶があります。
前職を経て約2年前にエクサウィザーズにジョインし、新卒・中途のエンジニア採用リクルーターとしての業務を中心に、採用関連の業務に幅広く従事しています。(中途採用担当は私しかいないのでそろそろ誰か助けてください!)
思い返すと立場は違えど、10年以上エンジニア採用に関わってきています。
ここまで長くエンジニア採用を経験してきている人は少ないんじゃないかと思います。
エクサウィザーズに入社したきっかけ
入社したきっかけは自身のライフステージの変化が影響を与えています。
エクサウィザーズに入社する前年に子供が生まれたのですが、自身が親になったことで「自分の子供に誇れるような仕事がしたい」という気持ちがなんとなく芽生えてきました。(これに共感してくれる方は多いんじゃないかと思います)
とは言ってもすごく深く考えたわけではなく、誇れる仕事=社会に大きいインパクトを与えられる仕事ぐらいにしか考えていませんでした。
そんな中ご縁がありエクサウィザーズ執行役員の半田さんと話す機会がありました。その中でエクサウィザーズが「AIを用いた社会課題解決を通じて幸せな社会を実現する」というミッションを掲げていることを知り、興味を持ったのがきっかけで入社することになりました。
また、テクノロジーやデータを活用した採用Opsに取り組んでいた点にも惹かれたことを鮮明に覚えています。
当時読んだのはこちらの「Recruiting Opsをやっていく 2 」(公開日:2023年9月28日)です。ぜひご一読ください。
エクサウィザーズのエンジニア・デザイナー採用
エクサウィザーズに入社してもうそろそろ2年が経ち、一通りの業務を経験してきて見えてきたエクサウィザーズのエンジニア採用の特徴について簡単に紹介させていただきます。
採用職種の幅が広い
これに当てはまる企業は多いかもしれませんが、エクサウィザーズではソフトウェアエンジニア、機械学習エンジニア、モバイルエンジニア、SRE/DevOpsエンジニア、コーポレートエンジニア、プロダクトデザイナー、UIデザイナー、UXデザイナー等、多岐に渡る職種の採用をしています。
それ故にキャッチアップしなければいけない職種特有の知識やマーケット情報などたくさんあるため大変なのですが、エンジニア・デザイナー採用担当としての幅は間違いなく広がると思います。
様々なフェーズのプロダクト採用に関わる
エクサウィザーズは10を超えるプロダクト・事業があり、それぞれフェーズも様々です。ありがちかもしれませんが、0→1、1→10、そもそもこれから作るフェーズのプロダクト開発の担当を横串で担当できるというのはとても貴重な経験が積めると思います。
なぜならば、フェーズが違えば求められる要件やポジションごとの訴求ポイントが異なるからです。ここはリクルーターが頭を悩ませるポイントでもあり、腕の見せ所でもあります。
エクサウィザーズでは特にこのポジションごとの要件定義、訴求ポイントの定義にものすごく拘り時間を使うようにしています。ここを間違うと後の活動の全てが間違った方向で進んでしまい時間をロストしてしまうからです。
エクサウィザーズに入社してこのスキルがさらに成長できたのではないかと思っています。
グローバルな採用
私自身は英語が不得意なのでとても苦労していますが、エクサウィザーズではポジションによってグローバル人材も視野に入れた採用活動を推進しており、エンジニアの34.3%(※2024年3月実績)が外国籍のエンジニアとなっています。
そうすることでリーチできる母集団の数が圧倒的に広がるため、国内のエンジニア採用市場が厳しい・・・という状況の中でもまだチャンスは残っていると思います。
また、グローバル採用を経験することで、自身の今後のキャリア機会も広がるのではと思っています。
生成AI活用
エンジニア・デザイナー採用に限った話ではなく採用活動全般で活用を推進していますが、これがエクサウィザーズの採用活動を推進していく中での一番の特徴なのではと思っています。
※弊社の採用部の生成AI活用については執行役員/人事責任者の半田が出演したSELECK miniLIVE のイベントレポート「エクサウィザーズに学ぶ、生成AIを「使いこなす組織」の作り方 」(公開日:2024年8月20日)でも詳細にお話していますので是非ご覧ください。
AIを扱う会社のため、自分たちの仕事をAIを使って楽にしていこうという考えが会社全体で浸透しています。ちなみに社員は自社サービスであるexaBase 生成AIが使い放題で、私も毎日お世話になっています。
生成AIを使うだけでなく、最近ではこれまた自社サービスのexaBase Studioを活用して自分たちでAIを搭載したアプリケーションを作ることもあります。
具体的には、求人票の自動生成、求人票の採点、スカウトメールの土台作成、採用記事コンテンツの自動生成、採用に関する施策の壁打ち、マーケット調査、翻訳などなど・・・。生成AIを使うことで毎月数十時間の業務時間削減につながっています。
ここではまだお伝えできないこともたくさん仕込んでます。
今後やりたいことは山積み
採用活動以外にもやりたいことは山積みです。
一つ前のコラムで採用部長の松永も言及している「事業成長に資する人材をROI高く採用する」に繋がるのですが、そのための適切な採用基準や面接基準の策定、採用体験の向上、オンボーディングや育成プランのブラッシュアップ、採用広報など大きいテーマが盛りだくさんです。
これらは現在私も役員とディスカッションをしながら進行しているのですが、どのテーマも会社にとっても自身のキャリアにとってもチャレンジングな内容になりそうです。
おわりに
私自身、キャリアの大半がエンジニア採用に関わってきたということもあり、今後もこの領域を突き詰めていきたいと考えています。
同じような志を持った方とディスカッションをしたいですし、一緒に仕事ができたら嬉しいなと思っています。
エクサウィザーズの採用部に興味がある方は、以下リンクよりカジュアル面談のお申し込みやAI採用担当に気になることを質問してみてください!
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