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ここで働きたい!と思える組織って? より多くの働く価値観を実現できる環境を作るために(Diversity &Inclusion Vol.2)

エクサウィザーズの2022年アドベントカレンダーの20日目の記事です。

こんにちは!エクサウィザーズ採用部の松永です。
5日目のアドベントカレンダーで、Diversity & Inclusion(D&I)をテーマに外国籍メンバーの取り組みについての共有がありましたが、組織の中の人材に多様性を持たせるには、採用の段階での取り組みにも欠かせません。

エクサウィザーズでは年齢層や国籍の多様化は見られるものの、ジェンダーバランスについては市場と比較してまだ偏りがみられます。ジェンダーの1つである女性の割合は21.1%(2022年3月期・2021年4月~2022年3月)で、数字を分析していくと、応募の段階で相対的に女性が少ないことがわかりました。

ということは、「そもそも企業としてマッチする女性人材にリーチできていないのでは」「エクサウィザーズの魅力を発信しきれていないのでは」と考えると同時に、「エクサウィザーズにおいて女性が働きにくい要因があるかもしれない」という疑問が生まれました。

そこで、「エクサウィザーズの魅力・課題は何か」「女性にとって魅力的な組織・環境とは」を探索することにしました。

個人的には個のポテンシャルが最大限発揮され、組織にとっても個人にとっても価値が出せている状態を少しでも増やしていきたいと思い、採用および組織作りに携わっています。女性というのはあくまで一つの切り口ですが、この記事で紹介する様々な女性の「働く上で大事にすること」について知っていただき、皆さんからもご意見をいただければ嬉しいです。

■PROFILE

松永 百合香(まつなが・ゆりか)
新卒でPwCコンサルティング合同会社に入社し、人事コンサルタントとしてグローバル人事改革、タレントマネジメント、人事制度設計等の幅広いプロジェクトに従事。
エクサウィザーズ入社後は、主に中途採用領域で採用企画・採用活動に従事。本業外でキャリア教育プログラムを提供するNPOなどの活動も実施。

エクサウィザーズの魅力、働きやすさとは

まずはエクサウィザーズの現状を知るために、オープンダイアローグとして「そもそもエクサウィザーズの魅力とは?」「どうしたら女性にとってもより魅力的な会社となるのか?」について女性メンバーで議論しました。

議論に参加したのは主にBizDev、デザイナー、社長室のメンバーで、バックグラウンドは日系大手メーカー、デザインファーム、コンサルティングファーム、ITコンサルティング会社など様々です。

■オープンダイアローグで挙がったエクサウィザーズの魅力

魅力を挙げてみると、「経験や属性を問わないで仕事ができる」「時間や場所に縛られないで働くことができる」といった部分は特に女性にとってポジティブに働く点だと一致しました。「そもそもエクサウィザーズでは男女差をあまり気にしたことがない」という声もありました。

一方、「男性が多い組織において、男性視点に偏った施策やメッセージが発信されているのでは」という問題提起もありました。例えば、「採用イベントでメニューの選択肢は焼き肉一択になっているけれど、アフタヌーンティーもいいよね」とアイディアがあがりました。

些細な例ですが、属性が違うとアイディアの多様さが生まれるものです。また、「組織の人数が少ないので仕事が俗人化しがちで、急なライフイベントに対応するハードルが高い」という課題も浮き彫りになりました。

普段あえて女性のみが集まって話をする機会はないのですが、今回のダイアローグを通じて女性ならではの気づきも多いことがわかりました。

今後は以下の方向性の取り組みをしていきたいと議論がまとまりました。

・女性に限らず様々な属性のメンバーを組織に増やして会社の取り組みのアイディア、アクションの視点を多角化する

・現在もライフイベントに応じた制度はあるものの(下記参照)、俗人化しない業務設計によってよりフレキシブルな働き方を実現し、中長期的なライフステージの変化に適応できるようにする

エクサウィザーズの育休・家族に関する補助制度(2022年12月現在)

社外の方にも聞いてみた、働く上で大事にすること

社内での議論を踏まえ、女性にとっての働きやすさや、キャリア観について理解を深めるために社外に向けてもヒアリング兼ご飯会を実施しました。

20〜30代女性のITベンチャー、商社、NPO、ブライダル、コンサルティング会社など多様なバックグラウンドの方にご参加いただき、エクサウィザーズの女性メンバーと意見を交わしました。

社外交流イベントの様子(2022年8月開催)

■意見

興味深かったのは、短期でやりたい・面白いと思うこと、組織の周りの人を大事にしたいという意見を多くの方から聞いたことです。1人1人のメンバーのWillを大事にする組織風土と、人の魅力を発信し続けることの重要性に改めて気づかされました。

参加者からは、「子育て世代の参加者からも子育てと仕事の両立について生の声を聞けたのが勇気に繋がりました」といった声をいただいたり、エクサウィザーズのメンバーから「みなさんが”魅力的な人が働いているのを見せることが大事”と言っていて驚きました」と相互の気づきにつながったようです。

多様な企業の同世代や、少し上の世代と会話をすることで、同じ悩みを共有したり、それぞれの企業や生活環境の違いによる実現できること・難しいことを共有して刺激を得ることができたと思います。

今後に向けて

今回の社内外での取り組みを経て、一見相反するような2つのこと、「共感(Empathy)の大事さ」と「違いによって新たなものが生まれる面白さ」を改めて感じました。

まず、エクサウィザーズのValueの1つでもある「Empathy」です。似たような立場にいる人同士で今の価値観や悩みを共有し、一緒に考えることができる場が大切だと考えます。私自身もやもやしたときや将来についてあれこれ考えるときに、少し先を経験した近しい立場やバックグラウンドの人と話をして寄り添ってもらえるとほっとします。

2つ目に、一口に女性といっても考え方は十人十色であり、議論によって気づきや新しい考えが生まれることも体感しました。多様な視点があることが、社会課題解決を目指すエクサウィザーズの中で、より良い解決策を見出すことに繋がると考えています。

支えあう仲間を作りながら、違いを知り自身の考えをアップデートできる場をこれからもつくっていきたいと思っています。

多様な人材とコラボレーションしながら、日々の組織に変化を取り入れていく、そんなことにワクワクを感じる方はぜひエクサウィザーズに足を踏み入れてみませんか。

 まずはカジュアル面談を申し込みたいという方はこちらから。

21日目はコーポレート統括部&人事統括部の小林邦洋さんです!

エクサウィザーズでは一緒に社会課題解決をしてくれる仲間を募集しています。