データとテクノロジーを活用する〝人事総務〟へ AIを用いて次世代を作るメンバーに寄り添うために出来る事とは?
こんにちは!人事総務部の部長をしております中村です。先日、D&Iの取り組みで記事を寄稿させていただいたばかりですが、今回は私が所属する人事総務部についてご紹介します。
会社の土台作りには欠かせない部署のひとつですが、普段はどんなことをしているのか、どんなメンバーがいるのかを少しでも知っていただき、興味を持っていただけたら幸いです。
人事総務部ってどんなことをしているの?
エクサウィザーズのミッションである「AIを用いた社会課題解決を通じて、幸せな社会を実現する」ために、働くメンバー1人1人が最大限の力を発揮できるような環境を整えるのが人事総務部の役割です。
2021年のアドベントカレンダーでは、統括部長の奥野がエクサウィザーズの多様な能力やバックグラウンドを持ったメンバーについて記事を書きました。が、その後も会社が成長し続け、メンバーの数も日を追うごとに増加、部署の数も増えてきています。
エクサウィザーズはより多様性が増し、この勢いはいい意味でこれから先も止まらない気がしています。そして、その進化に対応できる仕組みを創り上げていかねばと考えています。
人事総務部では採用以外の人事や総務の業務を主に担当しています。その守備範囲はとても広く、事業の成長やメンバー・組織の変化に応じて、やるべきことがどんどん増えてきていきます(まさに人事総務部も成長中!)。
例えば、組織として欠かすことができない、メンバーの評価やその等級、そして給与・社会保険や安全衛生、福利厚生、オフィス資材の調達・管理等々、会社が正しく運営されていくための業務も手掛けています。(これだけでもかなりのボリューム!)。
さらに、入社したメンバーのオンボ―ディング業務や、月に2回実施している全メンバーが集まる会議の企画・運営、優れた業績を出したり、ミッションの実現に寄与したメンバーに対しての半年に1度の表彰、D&I推進の業務、さらに学びたいという意欲を持つメンバーに対しては大学院の博士課程で勉強する支援制度も紹介・運営しています。
また、昨年上場した際には急遽、記念祝賀会を企画したり、中学生の社会科見学のお手伝いにも参加しました(笑)。まだまだ企業として若いエクサウィザーズでは、担当する人や組織が決まっていない業務については、どんどん相談が来るので、巻き取って実現していく…みたいなことが多いような気がしています。
ただ、それが私たちの価値だとも思っています。そのため、常に学んだり考えたりしながら、実行し、効率化していくような姿勢が求められますし、それを楽しめる人が向いているのではないかと思います。
多様な人材で、多様なウィザードを支える
ここで、人事総務部ではどんな仲間たちが所属しているかご紹介します。例えば、住んでいる地域で見ると、東京に限らず、京都、静岡、長野、栃木に住むメンバーもいて、それぞれのライフスタイルに合わせながら仕事をしています。
また、障がいを持ちながらも自分の長所を生かして働いているメンバーもいますし、エクサウィザーズの前身であるデジタルセンセーション時代から支えてくれている70代のメンバーも元気に活躍しています。さらに最近には、リトアニア出身のメンバーもジョインしてくれました。
多様なウィザード(メンバー)を支えるために、多様なメンバーが自分の強みを活かして働いてくれていることが人事総務部の魅力のひとつかもしれません。今後も新しいウィザードに仲間になってもらいながら、エクサウィザーズの成長に寄与していきたいと考えています。
エクサウィザーズらしい人事総務部を目指して
人事総務部は多くの企業にある組織だと思います。エクサウィザーズならではの特徴を挙げるとすれば、まず思いつくのは他の部署のメンバーとかなり近い距離で仕事ができるという点です。それによって、自分たちの業務プロセスの中にAIやエンジニアの技術、プロダクトを活用していけることが魅力なのではないかと考えています。
いくつかイメージできるような例を挙げられればと思います。
エクサウィザーズは現在、ほとんどのメンバーがリモートで仕事をしています。そんな中でも、メンバー同士の交流の機会を増やしたいと、”シャッフルランチ”という、部署を横断したランチ交流会を定期的に開催しています。
ただランチをするだけではなく、ここには組み合わせ最適化のマッチングアルゴリズムを活用したAIの技術も導入しています。メンバーの基本的な情報に加え、経歴や趣味などを書いた「トリセツ」という自己紹介文に書かれたキーワードを抽出して、メンバーのマッチングを行うということをNLPギルドチームと協働して行いました。その際にそのグループにまつわるキーワードを提供することで会話が盛り上がるよう工夫し、回を重ねるごとにメンバーがさらに楽しんでくれるよう努めています。
また、エクサウィザーズのプロダクトのexaBase FAQも活用しています。これにより、従業員が増えても問い合わせを効率化できるような仕組み作りを進めています。(exaBase FAQは、最先端の自然言語処理によって、言葉ではなく文章単位で検索結果を表示するので、知りたい情報が表示されないということがないんです)
プロダクトマネジャーの祖父江さんに「この機能が欲しい」とフィードバックすると、「なるほど~!」と言いながら、色々教えてくれる部署を超えた距離の近さにも助けられています。
また先日行った「ファミリーデー」(メンバーの家族を対象にした会社見学会)でも、他の部署のメンバーが協力をしてくれました。エクサウィザーズのプロダクトの自動写真サービス「とりんく」やAI歩行解析ツール「Carewiz トルト」※を体験してもらったり、実際にAIの技術でロボットを動かす様子を見てもらったりと、大成功に終わりました。
「とりんく」で撮影した子どもたちの写真は、後日、家族に配布したのですが、「こんな子と遊んでたんだ!」「こんな顔つきは通常だとなかなか撮れないよね~」など新しい発見があったようで、自社プロダクトへの愛着を改めて持ってもらう機会になったのではないかと思います。
このようにAIやプロダクトを活用し、他部署のメンバーとも連携しながら「エクサウィザーズらしく、面白い取り組みをしているよね!」と世の中から言われるようなことをたくさん生み出していきたいと思います。
これから目指していくこと
企業のミッションを実現していくために、3つのテーマを大切にしていきたいと考えています。
1つ目が「尊敬される企業」になることです。これは創業からずっと取締役会長の春田さんが話していることで、世の中からも評価され、メンバーも誇りに思えるようなしっかりとした企業の体制を作っていくことを目標としています。
2つめは「社会課題解決に本気で立ち向かうための集団」になってもらうための支援をしていくことです。人事総務部としてはまず、自社の環境をより良いものにし、柔軟性を持って変えていく仕組みを整えていきたいと考えています。
3つ目は「データやテクノロジーを活用できる部署になる」ことです。多くの企業がそうであるように、どうしても人事総務部関係の業務はアナログな手続きが多くなりがちです。メンバー自らがテクノロジーを活用して、業務を効率的に変えていけるようになることが会社のいい環境作りには欠かせないですし、私たちのデータを活用して同じような悩みを抱えている企業の課題解決にも貢献できると思っています。
これらを通じてより早く、社会課題を解決するというエクサウィザーズのミッションの実現に寄与していきたいです。
今後もより多様な組織を目指して、エクサウィザーズは成長していきます。このような企業の土台作りに関わりたい、興味がある方は、ぜひ人事企画と経理の採用情報をご覧ください。
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