ExaWizardsのライフサイエンス・ヘルスケア領域にベンチャー執行役員や事業・サービス開発リーダー経験者が集まる理由
広報部の佐藤です。今回はCare & Med Tech事業部(以下、C&M事業部)の紹介をしたいと思います。まず、エクサウィザーズって、ライフサイエンス・ヘルスケア領域で何をしているの?という疑問をお持ちの方も多いと思います。エクサウィザーズは、社会課題の解決を目指して多様な領域で活動を展開している中で、特に会社立ち上げ時から一貫して成長を遂げてきているライフサイエンス・ヘルスケア領域には今、専門性が高く、事業・サービス開発で実績のある多様なリーダー人材が集まってきています。
今回は、本領域で事業を展開するC&M事業部を代表して4人の社員の対談をお届けします。この記事を通じて、なぜ多様な人材がエクサウィザーズに入社してきたのか?これから何を仕掛けていこうとしているのか?を知っていただければと思います。
■プロフィール
まずは、エクサウィザーズに入社した理由を教えてもらえますか?
柿沼:会社のポリシーに「社会課題の解決」を掲げていたことが印象的でした。また、様々な産業にAIのテクノロジーを駆使して切り込んでいる実績を見て、すごいスタートアップ企業だなと。 AIの技術者と産業に切り込むBizDev・コンサル人材を抱えていることで、ここで自分が培ってきたプロダクトを作る経験が活きる、コモディティ化したサービスでなく、今までなかったような新しく価値があるサービスが作れるかも!と思ったためです。
高橋:前職で事業を拡大していた際、AI×医療という分野で競合企業として 時々名前が挙がっていたため企業名は知っていました。その後、転職活動をする中で偶然紹介があり、注目企業として認知していたことから興味を持ち、入社しました。 多くのAI企業が開発するも事業化できずにいる中、エクサウィザーズであれば、 医療・ヘルスケア×AIを現実に社会実装する事のできる可能性があると思いました。 少し詳しく言うと、技術の部分では、マルチモーダルにAIを開発している事、そして 実装化、事業化に力を入れており、産業や分野を超えて、AIを通して社会に リアルに貢献できると思いました。
高見:新しい可能性を持った技術(AI)で制約・制限の少ない事業開発をしたくなり、DeNA出身でエクサウィザーズ取締役会長の春田さんが設立に関わった企業があると知りました。ニッチのAIサービス事業会社でもコンサル企業でもなく、産業×AIの事業開発が出来て、既にそこにプレゼンスを持っている企業だったことや、 社長の石山さん、担当執行役員の羽間さんなど、働いている人が魅力的だったことから入社を決めました。
今吉:僕はDeNAの同僚だった高見さんからエクサウィザーズが面白いよって紹介を受けたのがきっかけです(笑)その頃、DeNAに10年くらい在籍していて、社内のどのプロジェクトでもそれなりに成果が出せる感覚がある一方で、刺激が少なくなったんですよね。部活で言うと、自分が1年生で、先輩たちすげーっていう敗北感的な、成長痛的なものを感じなくなったというか。あとはエクサウィザーズには多様な人材がいることや、ヘルスケア領域で課題解決と売り上げの両方へのこだわりを持っているからこそ、より大きな取り組みができると感じました。
C&M事業部ではどんな仕事を担当していますか?
高橋:ライフサイエンス、ヘルスケア事業全般の支援やプログラム医療機器&ヘルスケアソフトウェア関連事業の推進、それと連動するリアルワールドデータ(RWD)の プラットフォーム化事業、AI創薬、製薬企業向けの営業マーケティング支援、 事業ブランディングの推進などが主な業務です。 この分野自体が、まだ事情がしっかりと形成されていない新規分野なので、前例のないことにどんどんチャレンジしていきたいですね。社会課題の解決には、技術革新はもちろん大事ですが、技術とビジネスを同時並行で進めていくことが本当の意味での社会課題解決につながると思っています。
高見:ヘルスケアサービス部の部長としてAI×ヘルスケアサービスを起点に民間保険・製薬・医療業界への事業開発をしています。 主に新規ヘルスケアサービス創出の際の戦略立案からサービス実装・運用までと使い古された言葉ですが、事業の入口から出口まで一環したサービス提供を行なっています。 AIはこれから新しい産業の創出、ひいては新しい雇用の創出に繋がると思い、市場創造をしていく意気込みで仕事に臨んでいます。また、今の活動が自分の子供たちを含め、次の世代にバトンを渡せる一助になれればとも思っています。
今吉:ライフサイエンス・ヘルスケア領域を横断したサービス企画・開発のリードをしており、C&M事業部のサービス型ビジネス開発を担っていきます。また、現在はサービス型の案件獲得、案件獲得後のサービスリリースのデリバリーに責任を持ち、プロダクト開発 / サービス企画 / UXUI部分を担当しています。サービス展開によって社会に大きなインパクトを与えたいと野望がある一方、クライアントやメンバーをリスペクトしながら、謙虚に地道に、楽しみながら仕事に取り組んでいます。
柿沼:プロダクトマネージャーとして、クライアント(アステラス製薬等)と協働して、医療従事者向けに主に回復期のリハビリ患者へのケアを支援するサービスを作っています。クローズドPoCを終え、現在世の中にオープンにすべく準備を進めています。また、これからのC&M事業の拡大に向け、ヘルスケアの領域にフォーカスした患者や生活者のデータを蓄積・活用するプラットフォームの企画や開発も進めています。ライフサイエンス・ヘルスケアの領域は、日々を暮らす人たちの生活を少しでもより良いものにしたいという自分の思いを実現するにはチャレンジしがいのあるテーマだと思っています。
C&M事業部の魅力・展望とは?
高橋:バッググラウンドに多様性がある人たちが集まっている所ですね。それぞれがユニークな経験や高い専門性を持っているので、実務から経営的な視点も含めて本当に幅広い人材が集まっているなと実感しています。また、何よりこの事業部は新しいことにチャレンジできるという大きな魅力がありますね。担当しているAI×医療の分野だけではなく、産業や分野を超えて人々の生活を変えるライフチェンジングイノベーションを起こしたいと考えています。
柿沼:事業のあり方を変革しようとする気概のあるメンバーが揃ってきたなと思います。会社の成り立ちを考えると、まだまだこれからというステージなので、これから組織も提供するサービス開発もチャンスが無数にある事業部だと思っています。世の中の活動に寄与するようなヘルスケアプラットフォームを作り、価値あるものに育てていきたいと思います。
今吉:オーナーシップがあれば何でもできるところですかね。 あとは、ドメインスペシャリストがたくさんいるので、困ったことがあれば、チーム内で相談して、良いアイデアや解決策が生まれるところが頼もしいです。アライアンス×サービス×AIでヘルスケア・製薬領域にインパクトを残して、自分が死んだ後も存在し続けるようなプロダクトや事業を生み出し成長させたいと思っています。
高見:データホルダー(データ販売事業者)以外で企業・ユーザーのデータを世の中に還元できる分野を担える事業を経験できる部署だと思っています。 その中で製薬・医療・民間保険・ヘルスケア産業周りと幅広いドメインで価値提供できるチャンスに恵まれていることが大きな魅力だと思っています。また、 AIプラットフォームとしてB2B領域における国内市場を確立し、グルーバルプラットフォームに成長させていきたいと考えています。
羽間:C&M事業部のビジョンとして、「皆それぞれにとって価値のあるヘルスケアの実現を通じて、 自分らしく生きられる世界を目指します。データとAIを活用したプロセスと仕組みを構築することで、より良い意思決定と行動を支援します」を掲げており、各領域の専門性を持つリーダー人材が集まってきています。
立ち上げ期の事業領域だったライフサイエンス業界の研究・開発や営業マーケティング、それに最近では民間保険や医療領域の事業・サービス開発に知見があるメンバーも迎え入れて、常に組織力を強化しています。当社のMission, Value, Credoを体現する、強いオーナーシップと、課題解決に向けたコラボレーション力と強い実行力で前進し、成果を出し続けられていることが強みです。
「超高齢化社会での介護予防」、「働く世代のWell-being」、「ヘルスケア産業の強化」、「医療介護インフラの発展」等の領域で活動を展開しておりますが、それぞれ本当に奥が深く、表面的かつ単線的なアプローチでは本当の意味での課題解決はできません。メンバーだけでなく社外も含むステークホルダーで一丸となって、少しでも人々が自分らしい人生を送れるような社会の実現に寄与する、そんなサービスや仕組みを世の中に届けていけるようにしたいですね。