多業種を繋ぐAIソリューション、法人事業部が目指す「ライフチェンジングデジタルイノベーション」 - 後編
エクサウィザーズのAIプラットフォーム事業が大きく変革する中、部の1つである法人事業部 法人第二部は、医療健康分野から生活インフラまで、幅広い業界の課題解決に挑んでいる。
宇宙開発や外食産業など、一見かけ離れた分野でもAIを駆使した革新的なソリューションを展開する。各部門のリーダーたちが語る具体的な取り組みと、「ライフチェンジングデジタルイノベーション」を掲げるこれからの展望について、インタビューを行った。
前編はこちらから!
人手不足解消へ。宇宙開発から外食まで、マルチモーダルAIが切り拓く新たな可能性
松永:ここまで、「医療健康分野」をメインとする”法人第二部・1グループ”のリーダーである木股さんにお話を聞いてきました。
それでは次に、「生活インフラ分野」をメインとする”法人第二部・2グループ”の吉本さんにもお話を伺いたいと思います。まずは事業・業務概要を教えていただけますか。
吉本:”法人第二部・2グループ”では、業界共通の課題である「人手不足」に焦点を当てています。
近年の技術進展も踏まえ、マルチモーダルAIを活用した事業開発を推進しています。
具体的には、たとえば宇宙開発事業者との協働では、宇宙飛行士のシンプルなタスクの自動化を目指し、CTB(物資輸送用バッグ)の開閉作業をAIとロボットによって実現することを目指しています。
マルチモーダルデータと機械学習を活用して人間の動作を再現する技術を開発し、その応用可能性を微重力空間まで広げることを検討しています。この取組は、産学連携の一環として、共同研究者である専門家の先生の技術も活用しながら進めています。
また、外食サービス業界でもAIの活用に注力しています。我々が提供するAIアバターを活用した営業支援サービス「exaBase ロープレ」を用いて、従業員の接客スキル向上の支援を行っています。
クライアントが保有するマニュアルや手引きなどを基に、最適な接客役やプレゼン相手役を果たすAIトレーナーを作成しています。
これにより、忙しくて時間を取れない等で育成担当側の感じるストレスと、忙しそうでなかなか聞きに行けない、紙のマニュアルだけではわかりづらいといった従業員側の感じるストレス双方を解消し、効率的に接客品質の向上を図ることが可能になります。
我々のサービスを通じて、時間に追われる従業員の教育を支援し、接客品質の向上を実現したいと考えています。
松永:当社のプロダクト「exaBase ロープレ」をさらに発展させて、お客様向けにカスタマイズすることもあるんですね。
吉本:はい。お客様向けにカスタマイズしながら、同時にプロダクト自体も進化するように開発チームにもフィードバックを返しながら進めています。プロダクト部門と連携しながら、一緒に開発を進めているような感じです。
プロジェクト経験が導く技術革新と自己成長
松永:吉本さんは、これまでエクサウィザーズの中で幅広いテーマに携わっていますが、どのような軸で取り組んできたのか教えていただけますか?
吉本:「技術軸」が中心でした。 特に、マルチモーダルを使った新しい仕組みやソフトウェアの開発、社会実装に関するプロジェクトが多かったです。
松永:エクサウィザーズに入社したのは、そういった「技術ドリブンで課題解決をしていく」といったことにチャレンジしたかったということでしょうか?
吉本:そうですね。「新しい技術を使って、それを社会実装していく」ということには元々関心があったので、自ずとそういう方向性のプロジェクトが多くなったとは思います。
ただ、実は入社前はAIについてほとんど知識がありませんでした。
松永:AI領域の知識のキャッチアップの仕方についても教えてください。
吉本:一番大切なのは、プロジェクトを一つ一つ積み重ねていくことだと感じています。インプットして勉強することももちろん大事なのですが、やはり実際のプロジェクトが最も生きた教材となります。
AIモデルの構築方法や、機械学習エンジニアの役割、開発プロセスにおけるAIの段階など、実際のプロジェクトを重ねるたびに理解度を高めていき、現在は技術をテーマに事業開発に携わるようになりました。
そのため興味や熱意さえあれば、入社前のAI関連の知識や経験についてはそこまで心配しなくて良いのではないでしょうか。
松永:ありがとうございます。プロジェクトを進める際はどのような体制なのでしょうか?
吉本:現在の体制としては、プロジェクトマネジメントを一緒に行う2、3名のメンバーがいます。また、先ほどの「exaBase ロープレ」のように、案件によっては当社のプロダクトを使用するため、サービス企画開発部と連携することもあります。
AIを含めたソフトウェアエンジニアリングに関しては、機械学習エンジニアと連携しながら進めています。
AIで実現する「ライフチェンジングイノベーション」、エクサウィザーズが描く未来像とは
松永:最後に、個人またはチームとしての今後の展望・野望について教えていただけますでしょうか。
高橋:私たちは非常に幅広い業種を担当しているので、日本社会全体を見据えた展望を持っています。
大企業だけでなく中小企業も含めて、全ての困っている人たちに何らかの形で手を差し伸べられる「優しい企業」でありたいと考えており、AIの民主化を進め、様々な業種に貢献できる「インフラ的な存在」を目指しています。
医療、健康、インフラという生活に直結する分野で大きな変革を起こし、エクサウィザーズのサービスによって生活が「変わった」「便利になった」と言ってもらえるような、世の中に残る「ライフチェンジングデジタルイノベーション」を実現したいですね。
そういったところに興味のある方と、ぜひ一緒に働きたいです。
松永:木股さん、吉本さんはいかがでしょうか。
木股:「業界横断的な変革」ですね。製薬業界や食品業界など、様々な業界の働き方を変えるトランスフォーメーションにさらにチャレンジしていきたいと考えています。
さらに、高橋さんもお話している「ライフチェンジングイノベーション」です。生活者の日常を変えるような新規サービスの開発にも挑戦していきたいと思います。
吉本:特に「人口減少」「人手不足」「技能者不足」といった課題に焦点を当てたいと考えています。 業界共通の課題に対してデジタルソリューションを提供し、社会に足跡を残せるような取り組みを進めていきたいです。
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