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【機械学習エンジニア内定者座談会】リアルな課題に没頭できる5週間。エクサウィザーズのインターンシップの魅力とは?

エクサウィザーズでは2022年8月、ENGINEER SUMMER 2022 INTERNSHIPを開催。そのキックオフの場で、2021年夏冬のインターンに参加した後、選考を受けて内定者となった23卒3名が、それぞれの就活やインターンでの経験、5週間のインターンを通してエクサウィザーズへ入社を決めた経緯などをお伝えしました。当日の様子をレポートします!

●登壇者
隅田大勇さん(23卒 構造化データ処理ギルド内定)
工学院大学情報学部システム数理学科所属。学部3年生のときにサマーインターンに参加。東京生まれだが、中高生のときは沖縄に住んでいた。最近の趣味は洋裁。

倉津秀彬さん(23卒 画像処理ギルド内定) 
北海道大学の修士1年生のときにサマーインターンに参加。大学では、深層学習モデルを対象に、理論的・実用的観点の両方からモデルの圧縮率改善と精度向上にアプローチする研究を行う。

堺勇人さん(23卒 画像処理ギルド内定) 
東京大学大学院工学系研究科精密工学専攻所属。修士1年生のときにウィンターインターンに参加。大学では、ロボットを用いた異常音検知の研究を行なっている。ボクシングやサッカーなど運動が趣味。

インターンをきっかけに選考を受け、内定取得

まずは、3人がどのような就活をしてきたのかを語ってもらいました。

隅田:私は大学入学時から機械学習エンジニアになりたいと思っていました。学部3年の頃、自分は本当に機械学習エンジニアに向いているのか、自分の実力で通用するのかなどの不安があり、大学院に進学することも考えましたが、とりあえず就活してみようと決意。

そのときに、たまたま見つけたのがエクサウィザーズのインターンでした。そのときは大学での研究も面白くなっていて、大学院への進学も視野に入れていたのですが、インターンを通してここが自分に向いていると思えたこと、これからの「成長」を考えたときに、企業に就職した方が良さそうと考えたことから、インターン後に選考を受け、内定をいただきました。そのため就活としてはエクサウィザーズ以外を受けていません。

倉津:自分もほとんどインターンで決めたので、あまり就活という感じではなかったです。インターンとしては、エクサウィザーズの他に大手IT企業でも受けていましたが、個人的には結局、どんなに職場環境が良くても、モチベーションが湧かなければ仕事は続けられないと思ってます。だから、福利厚生や仕事内容よりは、インターンで働いて感じることを一番大事にしたいと思っていました。

堺:私はある程度、いろいろな企業や職種を幅広く見て活動しました。Web系、機械学習系のエンジニア、あとはメーカーなども考えました。夏のインターンはWeb系の会社に行き、冬はエクサウィザーズで機械学習系のインターンを経験しました。学生の間に自分の興味のある分野をいろいろ広く見て判断できたのは良かったなと思います。

要件定義に時間をかけるエクサウィザーズのやり方をインターンでみっちり体験できた

3人はインターンでどのような経験をしたのでしょうか。実際に取り組んだプロジェクトについて教えてもらいました。

隅田:私は構造化データで、化粧品メーカーの商品開発を支援するAI開発案件に関わりました。構造化データと自然言語が入ったデータに対するEDA(Exploratory Data Analysis)*と試作モデルの構築、そのモデルの可視化手法を検討するという、フルコースの5週間でした。
*データセットを解析してその主な特徴を要約する統計学における手法

堺:私は、駐車場の占有率を調べる案件を行いました。大まかな流れは、その分野に関する論文調査をして、どういうネットワーク、どういう評価指標が使われているかを調べ、実際に既存データセットに適用していったときに出てくる課題の検討を行いました。

データセットの一部しかアノテーションがなかったり、駐車場ごとにカメラの位置が違ったり、同じネットワークでもそのままでは使えないといった問題がありましたが、メンターの方々と議論しながら解決を図りました。

倉津:自分は河川の水位上昇や氾濫検知に取り組みました。最初はざっくりとしか決まっていない状態だったので、要件定義からメンター社員の方と話し合いました。その分野で知見をお持ちのコンサルタントの社員の方にも相談させていただいて、技術的なところだけではなく、「本当に使えるサービスは何か」というビジネス的な観点も含めて一から設計していきました。

最初の2週間ほどはその話し合いに費やしていたので、ほとんど技術的な開発はしていません。加えて、最終週はプレゼンテーション用のスライド作りをしていたので、開発をしたのは実質2週間ほどでした。

メンターの方との話の中で、「実際に働くときも、こんな感じだよ」と言われたのですが、自分はそこにすごくやりがいを感じたんです。純粋な技術力も当然最後には大事になってくるのですが、「そもそもそのサービスは誰の役に立つのか?」というところから考えることができたのは貴重な経験でした。

大手/ベンチャーの軸よりも、「自分が成長できる環境」を選ぶ

次に、エクサウィザーズ入社の決め手や、ベンチャー企業への不安の有無についても伺いました。

隅田:インターンの期間で「ビビッときた」というのが正直なところです。働きやすさも自分のしたい仕事内容も、イメージ通りでしたし、ビジョンにも共感していました。機械学習エンジニアになるという目標が最初にあったので、大手企業かベンチャー企業かについては気にしたことはなかったです。自分のやりたい仕事ができるなら、会社の規模は関係ないと思うので、ベンチャーだからという意味での不安はありませんでした。

隅田大勇さん

堺:僕はエクサウィザーズから内定をいただいた時点で他の会社も受けていたので、迷っていました。最終的な決め手は「一緒に働く人」です。たとえば内定が決まった後にフットサルのイベントに誘ってもらって、その場で会社を選ぶときのアドバイスをもらえたりもして。皆さんすごくいい人だったので、それも含めて入社を決めました。

僕はどの企業に入っても、自分の実力がないと不安になると思います。そして不安を払拭するには、自分が成長する必要がある。これは大企業に入ってもベンチャーに入っても変わらないと思っています。

冬のインターン中はメンターの方とのコミュニケーションがメインでしたが、今は入社前インターンでギルド内のミーティングに参加することがあります。ミーティングでは皆さん活発に意見交換されていて、実際の雰囲気を感じることができます。そういう部分は入社前にインターンできてよかったと思っています。

倉津:大手とエクサウィザーズのインターンを経験してみて、いろいろな違いを感じました。大手はある程度出来上がったサービスがあるので、既に動いているプロジェクトにジョインする形になります。そこには当然、大規模サービスを動かす楽しさはあります。自分で新しいものを創出することもできなくはない。ただ、基本的には既存サービスの保守、改善が中心になります。

一方のエクサウィザーズでは、「どういうことをやるか」という要件定義から全部自分で決めます。ここが一番の違いでした。受けたインターンの中でエクサウィザーズが一番充実して働けたので、そのまま選考もお願いして、内定も受けました。

前の2人と同じように、ベンチャーだからという不安はなく、どの箱に入っても、結局自分が成長していなかったら意味がないと思っていました。ベンチャーだと、1人1人の責任が大きく、力量を試される場面が多いですが、それは逆に成長のチャンスだと捉えています。成長できるという意味で言えば、「ベンチャーだからこそ安心」だと言えるかもしれません。

また、プロジェクトはある程度チームで取り組んでいく感じのイメージがあったのですが、実際にインターンをやってみて、ガッツリ1人で進めるパターンもあるんだなとわかりました。それは、自分のやりたいことを思う存分できるという意味でプラスの方向に捉えています。

倉津秀彬さん

インターンの5週間では、自分のできることをやり尽くしてほしい

最後に、入社後の楽しみと、これからのインターン参加者、新卒就活生に向けてメッセージをいただきました。

隅田:インターン中に話をした方がアドレスホッパーをされていて、私もアドレスホッパーをしながら働きたいなという野望があるので、入社後の楽しみとしてぜひ実現したいと思います。

インターンについては、せっかく5週間も取り組めるので、ぜひ楽しんでほしいです。楽しめたら、インターンは成功だと思います。実際に働いてみての感触はなかなか得られないものなので、ぜひ貴重な体験として時間を使ってみてはどうでしょうか? 

堺:自分で先行技術を調査して、お客様を満足させるものを作るところまでまず1人でできるようになりたいです。それに取り組む中での自分の成長を入社後の楽しみにしています。

就活という形で自分の進路を自分の意思で決める機会はとても貴重なので、就活生の方々には、楽しみつつ後悔のないように選択してほしいと思っています。インターンに関しては、メンターの方とも社内の方ともいろいろ話したり、自分で立てた目標に向けて頑張ってもらえたらと思います。

堺勇人さん

倉津:自分の入社後の楽しみは、インターンの5週間ではどうしても時間的にやりきれなかったところを、もう少しプロダクトとして磨いて、良いところまで持っていきたいということです。

インターンに参加される方は、この期間でできることを全部やりきってほしいですね。やっぱり一度失敗したり自分の限界を感じたりしないと、自分の得意不得意もわからないので。

自分はインターンの中で、1人でできることの限界を感じ、もっと詳しい人に相談しようということでコンサルタントの方や知財の方などの力を借り、ある程度大きなことができた実感があります。だから思いついたらどんどん提案して、メンターの方にもアイデアをたくさんぶつけてみて、自分にできることを知ることがすごく貴重な体験になると思います。

エクサウィザーズでは、9月下旬からウィンターインターンの募集を開始します。皆様のご応募をお待ちしております!


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