日本の生き残りをかけて、愉快な仲間たちと挑むDX
はじめに
はじめまして、エクサウィザーズで「exaBase DXアセスメント&ラーニング」のプロダクトマネージャーを担当しております北林と申します。
15年ほどエンジニアを経験した後、DeNAで自動運転×物流領域のプロダクト「ロボネコヤマト」の立ち上げ、ビズリーチでハイスキルITエンジニア向け転職プラットフォーム「BINAR」の立ち上げをプロダクトマネージャーとして担当してきました。
子供が3人いるのですが、次の世代に今より良い社会を残したい、という一心でプロダクトづくりをしております。
今日は私たちが挑む「日本のDX」とその実現を加速させる「exaBase DXアセスメント&ラーニング」についてお話しさせていただきます。
なぜ私たちはDXという課題に挑むのか?
「2025年の崖」という言葉をご存知でしょうか?
経済産業省が発表した『DXレポート』によれば「DXが進まなければ2025年以降、最大で年間12兆円の経済損失が生じる可能性が高い」と警告しています。
また、その背景にあるのが「デジタル人材不足」で、2030年には約45万人が不足すると予測されています。
これに加えて日本の低生産性(G7諸国の中でも最下位)、少子高齢化による労働人口不足など、このまま行くと日本の未来はどうなってしまうのか、不安しかありません。
私たちは、一人ひとりの生産性をあげることにより、この大きな問題を解決していきたいと考えています。
「exaBase DXアセスメント&ラーニング」とはどんなプロダクトなの?
「exaBase DXアセスメント&ラーニング」は「企業のデジタルトランスフォーメーションを加速させ、日本の生産性をあげていく」というビジョンの元、社内のデジタルイノベーターの発掘から育成までをサポートするプロダクトです。
- DIA(Digital Innovator Assessment)
DXを推進するデジタルイノベーターに必要なスキル×素養をWebでアセスメントし、現状を可視化します。
受検者は自身の強み・弱みを把握してネクストアクションにつなげることができるのと同時に、組織管理者は組織の課題発見、および誰をどのように育成していくべきか把握することが可能になります。
- DX人材育成プログラム
DIAを受検することにより受検者のスキルレベルが可視化されます。現状把握して終わりとならないようスキルレベルに応じた3つの育成プログラム(DXマインド醸成、DXスタンダードコース、スペシャリスト育成コース)を用意しています。
また、育成プログラム受講後に再度DIAを受検することにより、どの程度スキルが向上したのか把握しながら成長していくことが可能です。
- DIA for PM(Digital Innovator Assessment for PM)
DXの最終段階、ビジネスモデルの変革や新しいプロダクトを伴う「デジタルトランスフォーメーション」を実現するためにはプロジェクト志向ではなく、プロダクト志向の組織変革が必要で、その中心にPM(プロダクトマネージャー)は欠かせません。
「新しいプロダクトを生み出し磨き続けるために、日本にも優秀なPMを増やしていきたい」という想いから「DIA for PM」を2021年3月にリリースしました。(想いを共にするTablyさん、パーソルイノベーションさん、エクサウィザーズ3社協同でつくりました)
プロダクトマネージャーのスキル・ポテンシャルを可視化することで、採用・育成・組織配置を支援していきます。
愉快な仲間たち
私たちが挑もうとしている課題はとても壮大なもので困難を極め、ときには心折れそうになるときもありますが、そんなときは必ずチームの仲間たちが手を差し伸べてくれます。自身の役割に囚われずに、困っているメンバーがいれば何か協力できることはないか、そんなスタンスのメンバーが集まっていて、私自身何度も助けられました。
「事業/プロダクトづくりは仲間づくり」をモットーにいろいろなプロダクトチームを見てきましたが、本当に良いチームに恵まれていて、このチームでならどんな壁でも乗り越えられる、と勝手に思っています。
メンバーの中には京都、奈良在住のメンバーもいて、彼らとは基本オンラインでコミュニケーションをとりながら、他のメンバーについてはたまにオフィスでリアルなコミュニケーションをとりながら仕事しています。
この先どうするの?
「exaBase DXアセスメント&ラーニング」は、これまで約300社、13,000名の方に受検いただきました(2021年10月時点)。また、顧客のニーズに応じてプロダクトのラインナップを増やしてきました。
しかしながら、「企業のデジタルトランスフォーメーションを加速させ、日本の生産性をあげていく」というビジョンの実現に向けて、まだまだやるべきことはたくさんあります。
例えば、新卒採用においてもデジタルリテラシーが求められる時代になってきましたが、従来の適性検査やエントリーシートだけでは適切な見極めができないため、それを可能にするべく新卒採用向けアセスメントの開発に着手していたり、短期間で活躍する人材になるために、個別に最適化された学習体験を提供したりなど、たくさんの構想がありバックログに積まれています。
ビジョン実現のために、まだまだたくさんのことにチャレンジしていくつもりです。
さいごに
ビジョンの実現に向けて、今後もたくさんのチャレンジをしていきますが、どうしても今のチームメンバーだけではできることが限られてしまいます。私たちのビジョンに共感し、愉快な仲間たちとチャレンジしてみたい、というそこのあなた、まずはカジュアルにお話しさせてください!
私たちのチームはこんな特徴や働きがいがあります。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
現場からは以上です。
明日は、木村直樹さんに「exaBase コミュニティ」について書いていただく予定です。
(更新しました)