【通期インターン体験記】自分の成長だけでなく、社会課題や社会の仕組みに対して目を向ける機会に
はじめに
はじめまして!2021年4月から約1年間、エクサウィザーズのAIP事業部でインターンをさせていただきました加賀美です。この記事では、エクサウィザーズでのインターン内容やワークスタイル、それらを通してどのような学びがあったのか、お伝えします。
自己紹介
早稲田大学政治経済学部にて政治学を専攻しており、2022年4月からは外資系コンサルティングファームに就職予定です。その企業はより良い社会構築を理念として掲げている点でエクサウィザーズに通じるものがあると感じており、自らも社会課題解決に向けて今後も精進していきたいと思います!
私は就職予定先企業から2020年11月頃に内定を頂いたため、就職までの約1年間の期間を有意義に活用したいという思いから長期インターンを探し始めました。そしてWantedlyでエクサウィザーズを見つけ、下記3つの理由から興味を持ち、インターン生としてエクサウィザーズに入社しました。
1)実際の業務やフィードバックを通して、入社後の活躍に向けた資料作成やリサーチなどのスキルを養いたい
2)新卒入社前に、急成長中のスタートアップの雰囲気を知っておきたい
3)戦略コンサル・エンジニア・デザイナーなど様々なバックグラウンドを持つ社員さんと知り合い、一緒に働きたい
業務内容
業務内容としては主にリサーチ業務と資料作成業務、AIプロダクトの改善業務でした。そしてその集大成として、現在エクサウィザーズのアカウントプラン作成に携わっています。
まずリサーチや資料作成業務では、様々な事業部から依頼をいただき、自らが割けるリソースを鑑みながら業務を行いました。
リサーチ業務は、社員さんから「どのような目的で、どのような項目のリサーチをしてほしいか」といった背景を共有していただき、それをもとに必要事項を1~2日程度でリサーチし、エクセルやワードでまとめるという流れでした。具体的な内容としては、競合事例や様々な業界のAI・DX事例、FashionTechやFoodTechなどのTech事例、特定企業の経営戦略や特定業界の市場規模動向など多種多様な案件がありました。依頼を受ける際、リサーチの目的を確認し目線合わせを行わないと期待されたアウトプットが出せなくなってしまうため、常に目的を確認する癖がつきました。
資料作成業務は、社員さんの見本の資料を参考にしながらも、時には自分で一から、リサーチのアウトプットをベースにパワーポイントで作成しました。社内用の資料だけでなく、実際に営業で使う提案資料の一部も任されました。まだまだ練習中ではありますが、1スライド1メッセージの原則や、ビジネスで使われるような相手により伝わる資料の作り方を実感できました。
次に、AIプロダクトの改善業務では、実際にエクサウィザーズが提供しているプロダクトに触れて、その改善点の指摘や改善案の実践を行いました。特に、FAQサービスの改善業務では、実際に使用されるマニュアルの改善を任され、使用シーンを想像しながら、分かりづらい部分はどこか・どのような書き方やまとめ方にしたらより分かりやすくなるかを考え実行しました。既に市場に提供されているプロダクトを管理者側の立場から触れることができたことは、良い経験になりました。
最後に、現在携わっているアカウントプランの作成業務では、社員さんのサポートを受けながらも一からその作成業務を実施しています。市場動向や企業の中期経営計画などからエクサウィザーズとしてアプローチしていくべき領域や企業を選定し、具体的にどのようなアプローチをするのか、エクサウィザーズとして何ができるのかを考えています。とても難しい挑戦であり、自分の力不足を痛感していますが、ビジネスを肌で感じる経験になっています。ゼロから何かを生み出していかなければならないことから、情報量の多さに埋もれて何がしたいのか自分を見失う瞬間もありましたが、仮説思考で一貫したストーリーを作っていくことの難しさと大切さを実感できました。
ワークスタイル
稼働ペースとしては、週2~3日程度、1日6~7時間の稼働でした。基本的に稼働日は自由に決めることができます。共有のGoogleカレンダーに先の稼働予定を入れておくことで、メンターの社員さんに窓口となっていただき、稼働状況に応じて相談しながら、随時依頼に対応していく流れです。時には私用で週1回のみや、まったく働けない週もありましたが、快く受け入れていただき自分の稼働ペースを軸に仕事ができたので、非常に働きやすかったです!
コロナ禍ということもあり、基本的にはリモート勤務でした。しかし、定期的にメンターの社員さんが1on1をしてくださり、適宜チャットや通話でも細やかにコミュニケーションを取ってくださったおかげで、円滑に業務を行うことができました。1on1では日々の業務のフィードバックや情報共有はもちろんのこと、業務を進める中で困っていることや、進路相談などよりカジュアルなことも含め、ざっくばらんにお話することができました。
コロナの感染拡大もあり、当初の想定よりは社員さんとの関わりは少なくなってしまいましたが、事業部に関わりなく依頼をいただいたおかげで、エクサウィザーズの大きな魅力の1つである、多様なバックグラウンドを持つ社員さんと関わることができました!
学び
インターンを通じて大変多くの学びが得られたと思います。社員さんのレベルが非常に高くフィードバックからの学びはもちろんですが、社員さんの作成済み資料や日頃のコミュニケーションから学べることもとても多かったです。
エクサウィザーズに興味を持った理由として冒頭に挙げた3点は概ね叶えられたと感じており、学びとしてもう少し具体的に記載しておきたいと思います。
1)実際の業務やフィードバックを通して、入社後活躍に向けた資料作成やリサーチなどのスキルを養いたい
資料作成面では、目下練習中とはいえパワーポイントの資料作成スキルが向上しました。何度も自分で資料作成をしたことに加えて、何より社員さんが作成した資料を見本としていくつも拝見できたことが大きかったです。
また、資料作成・リサーチ業務全般として、特に背景を確認することの大切さが理解できました。背景を確認せずにリサーチを始めてしまうと、後々終わりの頃になって認識がずれていたために、資料の作成・リサーチのし直しというような手戻りが発生してしまいます。これは仕事を受ける際もそうですが、将来的にマネジメント側になり、部下に仕事を頼む際にも同様に重要だと感じ、一生モノのスキルとして今後も磨いていきたいと思います。
もちろん業務を進める中で、今まで知らなかった知識やAIへの理解が得られたことも学びです。そもそも存在を知らないものは自分では知りようがないので、インターンの業務を通して、知るきっかけを作れたことがよかったと思います。
2)新卒入社前に急成長中のスタートアップの雰囲気を知っておきたい
インターン期間中に、エクサウィザーズが上場を果たす瞬間に居合わせたことはとても幸運だったと思います。上場する会社の雰囲気や上場に向けた社内準備を肌で感じることができた経験は、今後を通してもなかなかないと思います。また、上場に向けた社内体制整備やセキュリティ教育など、その裏では数々の企業努力が欠かせないということも分かりました。
3)戦略コンサル・エンジニア・デザイナーなど様々なバックグラウンドを持つ社員さんと知り合い一緒に働きたい
この点がエクサウィザーズの一番の魅力だと思います。今回はコロナ禍でエンジニアやデザイナーの人との関わりがあまり持てませんでしたが、私が関わった社員さんだけでも、外資系コンサルティングファーム、外資系メーカー、大手IT企業、大手通信企業など様々なリーディングカンパニーの第一線で活躍されてきた方々ばかりで、さらにエンジニア畑出身、海外勤務経験、学生起業経験など多様なバックグラウンドを持っていました。
世の中的にダイバーシティがしきりに叫ばれていますが、多様な人がいるだけでは会社としてうまくいかないと思います。会社の理念やミッションに共感した人が集まり、それを軸として多様な人材が掛け合わされて初めて、ダイバーシティが力を発揮するのだと考えています。
その点、エクサウィザーズは「AIを用いた社会課題解決を通じて、幸せな社会を実現する」というミッションに共感する社員さんが集まり、各々の観点からその実現に向けて力を合わせて取り組んでいます。社会課題に対して何かをしようと積極的に試みれば何でもできる可能性に満ちている、エクサウィザーズはそのような環境だと思います。
このような多様性の観点は社会的に重要だと考えるので、今後も思考し続けていきたいと思います。
おわりに
エクサウィザーズでのインターンは、自らの実力アップの側面だけでなく、会社の風土や社内体制も含めて新鮮であり、直近上場を果たした成長中の会社だからこそ、会社が変わっていく姿や社員さんの仕事に対する姿勢を肌で感じ取り、そしてその一員として働くことができる貴重な環境だと思います。そして案件のほとんどが社会課題に関するものであり、社員さんも情報感度の高い人が多いため、社会課題や社会の仕組みについて目を向ける機会となるチャレンジングな環境だと思います。私自身も今回のインターンの経験を糧にしながら、今後もチャレンジを続け、いつかまた成長した姿で社員の方々と何らかの形で関われたらと思います。
インターンとして関わらせていただいた皆さんありがとうございました!そしてこの記事を読み少しでも興味を持ってくれた方は、まず門を叩いてみることをお勧めします!皆さんの成功と平和な社会の実現(直近の世界情勢も踏まえて)を祈って締めくくらせていただきます。ここまで読んでいただきありがとうございました!
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