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「実はここがエクサウィザーズの起源!」AIP西日本事業部ってどんなことやってるの?

この記事は、エクサウィザーズアドベントカレンダー10日目の記事です。

はじめに

はじめまして!エクサウィザーズで執行役員とAIP西日本事業部の事業部長を務めています、長谷川大貴です。

学生時代は工学研究科で土木系の技術を学んでいました。2011年4月に新卒で東京電力、2013年10月にデロイトの大阪オフィスへ転職し、そこで西日本企業の業務改革、M&A、デジタル中継の策定等々、幅広いPJを多数経験してきました。
2018年にエクサウィザーズへ参画し、西日本の事業の立上げと拡大を実施してきました。何を思ってエクサウィザーズに来たのか等の記事も書いてますので、ご興味あればぜひご覧ください!

 今回はエクサウィザーズの事業部の1つであるAIプラットフォーム西日本事業部についてご紹介したいと思います!

AIP西日本事業部とは?どんなメンバーがいるの?

 AIP西日本事業部は、AI Platformの西日本側をカバーするチームとして存在しています。主には西日本の大企業、自治体の持つ課題の探索と解決を実施しております。

西日本×AIという点でもかなりユニークなのですがその中でも、顧客の課題探索から最適なソリューションの検討という上流から実装して成果を出すまでを一気通貫して取り組めることが魅力です。業務の内容は「12/8: AIP事業部(exaBase)の記事)」とも重複しますので、そちらも参照いただけましたら幸いです。特に、京都・名古屋に拠点があるメリットを生かして、地元にいるからこそ分かるリアルな課題解決や京都大学・大阪大学といった大学とのコラボレーションがユニークな点かと思います。 

西日本事業部ということで、「やっぱり東京がメインなの?」、「地方オフィス的な位置付けなの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません!
 
エクサウィザーズという会社は2016年創業の会社(当時はエクサインテリジェンスという社名でした)なのですが、実は当時京都大学の学生だったファウンダーが京都大学出身である会長の春田真さんと立上げた京都発のAIベンチャーです(その後、静岡大発のデジタルセンセーションと合併しエクサウィザーズとなり、それを機に東京に本社を移しています)。そうした背景もあり、京都府様、京都市様とは創業時から連携させていただいていますし、関西経済同友会に所属して、関西企業との繋がりも強化しています。

西日本がカバーする京都と名古屋のオフィスには2021年12月現在でビジネス職が13名、エンジニア職が13名在籍しており、営業の拠点というだけでは無く、開発やR&Dも実施しています。

特にエンジニア陣は創業初期からいるメンバーも多く、現在エクサウィザーズには4つのギルド(構造化データ、画像解析、自然言語処理、数理最適化)が存在し、MLE(Machine Learning Engineer)のメンバーは各ギルドに所属しているのですが、そのギルドのリーダー陣の約半数が京都メンバーとなっています。

AIP西日本事業部の働き方

西日本事業部には本当に多様なメンバーがいて、多様性と活気を持って日々業務を進めています。

例えば、
・戦略コンサルをやっていた方
・博士課程支援制度を活用し、博士課程に在籍しながら業務実施している方
・中小規模の会社で所属事業の売上の約8割を稼いでいた方
・元ドローンベンチャ―で半月出張へ行き、四国にドローンを普及して回った方
・東京在住でしたが、Uターンで京都に戻って来られた方
・海外から日本へ留学し、「京都で働きたい」という強い思いから京都でR&Dをする方、等々です。

私自身も、自治体の中に入って地域を変える方法を探したいという思いから副業・兼業の制度を使って、自治体のDX推進を外部人材として支援しています

そうしたメンバーも集まっているので働き方も柔軟で、コロナ前からリモートワークをするメンバーも多く、現在ではメンバーのほぼ100%がリモートワークを活用しています。

ただ、ホワイトボードの前でディスカッションしたり、実際に面と向かってコミュニケーションした方が生産的な議論ができる場合はもちろんオフィスに集まって議論したりもしています。その辺りは本当に柔軟に実施しています。コロナ前は古民家のコワーキングスペースを貸し切りブレスト&懇親会をやったりもしました。

図2

 特に、コロナ後リモートワークが主流になったことで、東京・名古屋・京都といった場所の違いはほとんど気にならずコラボレーションすることが可能になりました。

その結果、実施できる仕事内容の重要度や楽しさ、やり易さは全く変わらず京都に移住して生活水準が格段に上がったと言うメンバーもいます(詳しくは、ミートアップイベント「関西で、AI やるならエクサやで」でもたくさん語っていますので、詳しく聞きたい方はぜひお話ししましょう)。

西日本としてどんな案件や課題解決に取り組んでいるの?

具体的な案件としても西日本企業や自治体の社会課題解決に繋がるものが多く、製造業や製薬といった関西が強い業界はもちろん、電力・通信・鉄道等の地域に根差したインフラ企業との協業案件も多くあります

例えば、超高齢社会を迎え経済の停滞が懸念される地域課題を解決するために、インフラ企業様と地域経済を高循環させるための事業創出を進めております。他にも2050年のカーボンニュートラルの世界に向けて、自然エネルギーを活用する水力発電所の運用を最適化するためのモデル開発やエネルギーマネジメントの高度化に向けたAI活用等も西日本の案件として行っております。

そうした活動が横串でつながってくるとスマートシティやスーパーシティといった概念にもなりますので、大規模なスマートシティから、地方都市でも実現可能なコンパクト型スマートシティについても様々議論を進めています。このような大きな取組みを行う上では、AIベンチャー1社では限界もありますので、グローバルファームであるデロイトトーマツコンサルティング様と協業し、推進しています。実は、この提携自体も西日本の活動から生まれたものになります。

図3

更には、2025年に大阪で行われる万博に向けて、デジタルとリアルを融合させる中で、データ自体をレガシーとするべく大阪ALLで取り組むべきデータ収集戦略の提案を実施。万博において実証と拡大を目指すヘルスケアビジネスの提案等様々なアイデアを提案しています。

データ利活用のプロフェッショナルとして、スタートアップの視点からデータ活用、ヘルスケアビジネス推進に向けた規制緩和の提言を井上信治国際博覧会担当大臣(2021年8月当時)に実施するなど、スタートアップの枠を超えた働きかけをしています。関西の盛り上がりと共に、今後ますますワクワクするような面白い仕事が増えていくと思います! 

図4

2025年大阪・関西万博に向けた未来社会デザイン国際シンポジウムにてプレゼンテーションを行う代表・石山さん(2019年12月9日)

そのほかにも以下のような活動を行なっております。

大阪商工会議所、関西経済連合会、関西経済同友会が共催する「井上国際博覧会担当大臣との意見交換会」にて事例発表。

「万博という『特別な街』で出来る実証実験」への参加促進をはかるため、People’s Living Lab促進会議にて講演。

シンポジウム「2025年大阪・関西万博は未来社会をデザインする都市実験」に、プレゼンテーターおよびパネリストとして代表の石山さんが参加。

この先AIP西日本事業部が目指すもの

コロナをきっかけとして日本全体でDXの波がすさまじい勢いで押し寄せていますが、世の中的にはまだまだ東京が中心であると言われていると思います。

しかし、西日本でも間違いなくDXやイノベーション創出の必要性が高まっていますし、地域がら「関西発のイノベーションを創出したい」、「東京にはない面白い取組みを先駆けて実施したい」という文化が西日本にはあると思います。実際に、そういった空気を感じながら日々顧客と議論を実施しています。
 
西日本の企業発、エクサウィザーズの西日本事業部発のイノベーションを1件でも多く作っていきたいと思いますし、そういった事業を作りながらエクサウィザーズという会社を大きくしていきたいと考えています。「西日本でAI/DX/イノベーション創出を一緒に実現するには、迷うことなくエクサウィザーズとやで」と認知されるようにこれからもどんどん事業を大きくしていきます!

ぜひそうした挑戦を一緒にやっていきたいという仲間を募集しています!

明日は、羽間康至さんにCare & MedTech事業部について書いていただく予定です。



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