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事業変革の真っ只中で活躍したい人材を求む ― 株式会社エクサウィザーズ AIプラットフォーム事業統括部責任者 執行役員羽間へインタビュー

『AIプラットフォーム事業では、今まさに「全体の変革」が進行中です。
こうした熱気の中にこそ、大きなチャンスがあると思います。』

AI技術を用いてマルチセクターの大企業との協業を通じた社会課題の解決に挑戦を続け、年間350件以上のプロジェクトを推進するAIプラットフォーム事業は現在、ビジネスモデルと組織体制の大きな変革の渦中にある。AIを用いた事業の価値をさらに拡大し、スケーラブルなサービスモデルを構築・実現するための変革だ。AIプラットフォーム事業統括部責任者・執行役員の羽間に、変革の狙いや同事業が求める人材像について話を聞いた。

【インタビュアー】
松永 百合香 (まつなが ゆりか)
採用部グループリーダー
新卒でPwCコンサルティング合同会社に入社し、人事コンサルタントとしてグローバル人事改革、タレントマネジメント、人事制度設計等の幅広いプロジェクトに従事。
エクサウィザーズ入社後は、主に中途採用領域で採用企画・採用活動に従事。本業外でキャリア教育プログラムを提供するNPOなどの活動も実施。

【インタビュイー】
羽間康至(はざま こうじ) 
株式会社エクサウィザーズ 執行役員 AIプラットフォーム事業統括部責任者
ATカーニーで3年間コンサルタントを務めた後、2018年にエクサウィザーズへ入社。医療介護の領域を担当し、AI創薬や認知症診断デジタルヘルスのプロダクト開発にも携わる。現在は、全セクターを事業対象としたAIプラットフォーム事業全体の統括を行う。


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幅広いAIソリューションを展開 ― 事業の局面と新体制の狙い

松永:4月に組織変更があったAIプラットフォーム事業の概要と、新体制の狙いについて教えてください。

羽間:私たちのAIプラットフォーム事業では、AI技術やプロフェッショナルサービスを活用して、幅広い業界のリーディングカンパニーに対する課題解決ソリューションを提供しています。自社のAIプラットフォーム「exaBase Studio」を用いたサービスから、完全にカスタマイズされたソリューションの企画・開発・実行まで、多様な「オファリング」を用意しています。

会社紹介資料より

現在、積みあがってきた技術アセットとプラットフォーム・プロダクトをレバレッジしたスケールするビジネスモデルへの変革を進めています。
その実現に向けた組織とオペレーションの変革も進めており、「意味のある型化」や「グループオール・機能組織横断の連携力強化」を旗印にしています。
これらを進めることで、チーム全体でより大きな価値を生み出せる強くてしなやかな組織を目指しています。

現在の組織は、法人向けの営業・アライアンスからプロジェクトマネジメントを担うアカウントに関する部門、AIやソフトウェア開発等のエンジニアリングや開発マネジメントに関する部門、そして顧客に近い場所で新たなサービスの企画開発を行う部門と、事業経営として必要な一連の機能を備えた構成となっています。元々は職種ごとに別れていた統括部門を統合し、全ての職種が一丸となって事業の目的達成を目指せる体制へと変革しました。

この組織改革の背景には、エクサウィザーズグループ全体で進めている事業構造の変革があります。昨年度は、生成AIプロダクト事業が大きく成長し、またデジタル人材の評価・育成サービスも広く普及しました。
また、これまでのコア事業であるAIプラットフォーム事業は、多様な業界を代表するたくさんの企業と深くお付き合いできており、ポテンシャルが大きいと感じています。

一方で、今後、中長期的に10倍、何十倍以上の成長を遂げるためには、AIプラットフォーム事業においてもスケーラブルなサービス提供モデルへの変革が必要だと考え、人の力だけでなく、テクノロジーやシステムで価値を最大化できるサービスモデルの構築を目指しています。

その実現に向けて、AIプラットフォーム事業の中から新たなプロダクトやサービスが続々と生まれてくるような仕組み作りにも着手しました。サービス企画開発部を新設し、顧客とのプロジェクト事例やエンジニアの発想を起点に新たなサービスを生み出す体制を強化しています。

昨年度は生成AIの爆発的な普及があったように、現在は生成AIを始めとした外部環境の変化が物凄い速さで起こっています。それにより、当社も大きな変革の真っ只中にいますが、だからこそ面白さも感じています。この変革を成し遂げ、より大きなインパクトを生み出していきたいですね。

松永:中長期的なスケールとインパクトを追求するための変革の真っ只中にいる、というわけですね。

羽間:その通りです。ベンチャー企業に入社するシーンとしては、新規事業の立ち上げや既に一定出来上がってきたビジネスモデルのグロースがありがちですが、「既存事業モデルの変革」のど真ん中に携わるのはとてもレアな経験だと感じています。この変革局面に立ち会えること自体が、非常にやりがいのある、面白い挑戦だと捉えています。

ビジネス職(以降、BizDev)とエンジニアの役割 ― 事業価値創造のためのマインドセット

羽間:BizDev、エンジニアリングいずれも、自身の組織機能・職能における役割をしっかり果たすことが大前提です。その上で、事業の目的達成に向けて、たくさんの三遊間(役割の間の隙間)が発生するのがビジネス現場の常なので、目的・目標を達成するためにいま自分は何ができるのかを考え、色んな領域に染み出しながら実践してもらいたいなと思っています。

BizDevの方は、事業作り・中長期的かつ非連続な事業価値の創造がミッションです。営業してプロジェクトやサービスを契約いただくのはもちろん重要ですが、単に契約して終わりではなく、価値の提供を通じて信頼を積み重ね、継続的な関係性やビジネスにつなげることもまた大事です。また、AI企業の社員として技術への理解を深め、「技術を相手に翻訳して語れるようになる」ことも求められます。事業としてのビジョンを描き、それを実現するための社内外のステークホルダーを「動かして」成果を出すための地道な活動を続けることが重要だと考えています。

エンジニアメンバーは、AIやサービス開発が本来的な役割ですが、それだけでなくPMとしてプロジェクト全体を推進する役割も担ったり、自ら作ったAIシステム・サービスの安定的な運用を通じてサービス品質を担保したりしながら、ビジネスメンバーとも積極的にコミュニケーションを取り、顧客や「価値」に深くコミットしています。そのような現場や「価値」を志向しつつ、「面白さ・楽しさ」を大事にするような人と働きたいですね。

松永:キャリアパスの選択肢としてはどのようなものがありますか。

羽間:BizDevであれば、特定の業界やテーマ領域でエンタープライズ企業に対して、エクサウィザーズの様々なプロダクトやサービスを組み合わせたソリューションを展開する事業リーダーになるというキャリアがあります。また、自ら企画・発見した新しいサービスを事業化し、そのサービス責任者として活躍するというパスもあるでしょう。
子会社の立ち上げやM&Aを通じて経営に参画する機会もあり、増加しています。本体の事業を推進しつつ、新会社の役員として事業を牽引するようなキャリアを描くこともできます。

ただし、職位も大事なのですが、まずマインドセットとして「私は事業責任者なのである、事業責任者になるのである」という強い意志・信念を持つことが大切だと思います。規模の大小に関わらず、事業をつくる・リードするオーナーシップを発揮したい人に活躍してもらいたいですね。

エンタープライズ企業と DX を推進する難しさと面白さ ― エクサウィザーズで得た学び

松永:エクサウィザーズで事業を作ってきた中でどのような学びがありましたか。

羽間:まず、コンサルから来たばかりのころはAIプロダクトの立ち上げがいかに難しいかを身をもって体感できたことは大きな学びでした。AIプロダクトの開発では、従来のITとは異なる特性や不確実性への対処が必要です。AIのバックエンドにおける取り扱い方やAIならではのUI/UX設計など、試行錯誤を重ねる中で多くのことを学びました。

もう一つ、エクサウィザーズは伝統的な業界を代表するエンタープライズ企業とのビジネスに注力してきましたが、そうした企業と信頼関係・長期的な関係を築き、価値提供を続けることの難しさや面白さも痛感しました。業界のリーディングカンパニーのリーダーと対等に渡り合い、信頼していただけるサービスやソリューションを届け続けるのは、グローバルの看板ブランドがあるわけではない日本のベンチャー企業にとっては容易なことではありません。
現場で実際に役に立つということへのこだわりや、リーダーと現場で働く人からの共感と納得をいかに得るか等、「技術以外」の重要な事業のレバーに関して非常に解像度の高い理解と学びが得られました。

松永:エクサウィザーズはどのように様々な産業での協業実績を築いてきたのでしょう。

羽間:初期は経営陣や出資いただいたVC、金融機関のネットワークが推進力になりました。その後は、私たちのサービスやソリューションのクオリティはもちろんですが、「一人ひとりの人間としての信頼」がカギとなりました。事業推進の中核を担うメンバーは、エンタープライズ企業の役員やリーダーから信頼される人物であると同時に、それが組織としての信頼にもつながり、更に深い関係性に発展するということを地道に繰り返してきました。社内では「BizDev虎の巻」という形で、私たちが培ってきた事業開発のノウハウを形式知化し、社内で展開したり勉強会を開いたりしています。

オンラインで行われる勉強会の様子

変革をともに楽しめる仲間を求めています!

松永:事業の変革期にあり、AI業界も大きく動いているタイミングにジョインする面白さと、求める人材像について教えてください。

羽間:まさに今がチャンスだと思っています。会社選びでは、どの局面でジョインするかを重視すべきだと考えています。私が入社した頃は、ディープラーニングの登場で、それを社会実装する方法を模索する初期のフェーズでした。今はさらに生成AI等の新技術が登場し、業界全体が熱気に包まれています。

エクサウィザーズのマルチセクター(産業)×マルチモーダルで展開しているAIプラットフォーム事業では、今まさに事業、組織、オペレーションの全てを対象とした「全体の変革」が進行中です。こうした熱気の中にこそ、大きなチャンスがあると思います。特定の事業領域のリーダーや、新規事業の立ち上げ、M&Aや子会社設立による役員就任など、様々な形で事業責任者・経営者としての活躍機会があります。いま何ができるかも大事ですが、この変革の荒波を「面白い!」と感じ、自ら未来を作っていきたいという意欲やエネルギーにあふれる若い方にもっと来ていただきたいですね。

また、3つの価値観、「Empathy(共感)」「Evolve(進化)」「Execution(実行)」を体現できる人を求めています。

https://exawizards.com/aboutus/

技術の先にいる顧客やユーザーのことを考え、産業や社会の課題を自分事として捉え、社内外のステークホルダーを熱量高く巻き込んで「人を動かす」。困難な状況はたくさんある中で、どんどん吸収・学習し、それを楽しみながら前に進んでいき、社会実装して世の中にしっかりと価値を届けきる。そんなタフで人の懐に入り込める方とともに「全体の変革」にチャレンジしていきたいと思います。


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