社会課題を解決する事業の一助になっている喜びが、私たちパートのモチベーションです
「ユマニチュードを世の中に広げる手伝いがしたい」
「選考フローをより良くして、効果的な採用選考の仕組み作りをサポートしたい」
「もっとリクルーターの気持ちや要望を理解して、的確にサポートできるようになりたい」
「エクサウィザーズ」で活躍する”ウィザードたち”を紹介するストーリー。
今回は、パート社員としてバックオフィス業務を担当する、採用部の高木さんと齋藤さん、事業推進室の平尾さんです。
時間、場所、雇用形態、エクサウィザーズには多様な働き方が存在します。
パートで働く3人は、エクサウィザーズのミッションである「社会課題の解決」に、どのような役割を持ってアプローチしているのでしょうか。入社のきっかけや仕事で大切にしていること、職場環境に対しての満足度など自由に語ってもらいました。
多様な働き方を認め合える環境で働くということ
パートという働き方でエクサウィザーズに参画した3人。数ある企業のなかから彼女らはなぜ、エクサウィザーズを選んだのか、まずは高木さんに聞いた。
働くことを諦めたくない!少しずつアクセルを踏みながらフルタイムを目指す
ライフステージの変化に伴い、働き方を変える人は少なくない。3児の母である高木さんもそのひとりだ。
「前職では3回産休、育休を取得して復帰しました。でも、子どもの体調不良で月に5日しか勤務できないときもあって……。夫は多忙で週末にしか会えず基本的に平日の家事・育児がワンオペだったので、正社員を続けることを悩みました。これ以上、会社に迷惑はかけられないって思ったんです」
正社員としての職を辞したあと、子どもたちと過ごす時間を大切に思いながらも、働くことは諦められなかった。
「ふと、子どもたちが巣立ったあとのことを考えたときに、仕事は続けていたいなと思ったんです。だからといって、今正社員で仕事復帰しても、同じ問題にぶつかってしまう。だったら、少しずつアクセルを踏んでまずは短時間で働き、子どもの手を離れたらフルタイムを目指せばいいと思ったんです」
高木さんは現在、採用にまつわる業務や外国籍社員のビザ関連など、前職の経験を活かしながら採用部で主に、入社までの内定者フォローを担当している。
「前職で携わった経験を活かせるのも、エクサウィザーズ入社の決めた理由のひとつです。また、AIを使った社会課題解決というミッションに、会社の将来性も感じました。私はプロダクトをつくっているわけではないので、正直、日常的な実感はありません。でも、入社までサポートした人が入社後に活躍している姿を見ると、自分がやっている採用業務が少しだけど、社会課題の解決に貢献できている気がするんです」
採用の仕事には希望しかない。もう一度人生を左右する大きなイベントに携わりたい
同じく採用部で、面接者とリクルーターとの橋渡し役を担っている齋藤さんは、高木さんの発言に大きく頷く。
「『最終的にエクサウィザーズを選んでくれたんだ!』って、自分が採用に関わった人の入社の挨拶を、まるで保護者のような気持ちで聞いています(笑)。内定まで数カ月に渡ってコミュニケーションをとってきたので、感慨深いです」
齋藤さんは新卒で入社した会社で採用業務を担当した後、複数の会社で事務や経理業務を経験してきた。再び採用の仕事を選んだ理由を、「採用の仕事には希望しかないから」と話す。
「新卒採用を担当していたとき、入社動機について『採用担当者の対応が良かったから』と言われたことがあって、涙が出るほどうれしかった。もう一度、人生を左右する大きなイベントに携わりたいと思って、それまで働いていた会社の移転を機に人事職を探すことにしました。
コロナ禍だったこともあり、働くペースを落とすもしくは在宅、という条件で探すなかで出会ったのがエクサウィザーズでした。通勤があると時間的な制約を設けなければいけませんでしたが、フルリモートなのでフルタイム勤務ができています」
8年ぶりの社会復帰。面談で「この会社は本当に社会を変えていく」希望が見えてビビっときた
前職で、広告代理店の営業職に就いていた平尾さんは、請求書や契約書の発行など営業メンバーのあらゆる業務をサポートしている。営業のバックオフィス業務を、「自ら物事を動かす力が求められる仕事」と話す。
「専門用語が飛び交う環境で、何を話しているのか正直わからないときもあります(笑)。日々新しい知識を蓄えていかないと、ただ言われたことをやるだけではサポートしていけないと思っています。メンバーの痒いところに、手が届く存在でいたいですね」
平尾さんは現在、営業メンバーの縁の下の力持ちとして週5日6時間働く。入社前は、ご主人の海外赴任に同行して8年間仕事から離れていた。仕事復帰にあたり、不安はなかったのだろうか。
「もともと仕事が好きで、帰国したら働きたいと思っていました。だけどブランクも長く、年齢を考えると不安な気持ちも。そうしたなか、いくつか面接を受けてビビッときたのがエクサウィザーズです。前職とは業界も違うし、HPを見てそうそうたる面々に怖気付きもしました。
でも、今の上司の加藤さんと話して、『この会社は本当に社会を変えていくんだろうな』という希望が見えて、ここで働きたいと思ったんです」
営業のバックオフィスとして働く魅力は何か、その問いに平尾さんは答える。
「メンバーを通して最前線のAI技術の風を感じつつ、社会課題を解決する事業の一助になっているという喜びですね」
雇用形態の垣根がない、フラットでオープンな組織
久々に社会復帰を果たした平尾さんは、エクサウィザーズに入社して衝撃を受けたことがあるという。
「社長の石山さんが、フロアを普通に歩いているのにびっくりしたんです(笑)。前職の企業では、社長には気軽に会えないものだと思っていました。しかも来客時に、ご自分で飲み物を持っていくんです。慌てて、『私がやります!』って言ったんですけど、『大丈夫ですよ〜』って」
「誰にでもフラットで、いつもニコニコしている」と、石山さんの印象について話す齋藤さん。
「どんなに忙しくても、入社したメンバーと石山さんで話す機会を設けて、会社のクレドだったり事業についてだったり、パートにもわかりやすく説明してくれます」
パートだから、正社員だからといった区切りなく、エクサウィザーズで働くすべてのメンバーへ会社の方向性を共有するために、経営会議にはパートを含め、全社員が自由に出席できる。エクサウィザーズのカルチャーに最初は戸惑った平尾さんも、今は「そんな会社の雰囲気を気に入っている」と話す。
「日々働くなかで、雇用形態による垣根は感じないですね。とても重要な会議に参加するときもありますが、頼ってもらえるのは嬉しいしやりがいを感じています」
疑問や提案も受け止め、認めてくれるから自信になる
エクサウィザーズの職場環境に対して、3人に10点満点で満足度を評価してもらった。
「8点くらい」と答えるのは、高木さんだ。
「就業直前まで掃除も洗濯もできる、フルリモート環境は大加点です。コミュニケーションを丁寧にとってくれるメンバーばかりで、人間関係に悩むことがありません。提案を取り入れてくれたり、疑問を伝えても真摯に受け取ってくれたり、認めてくれていることがわかるので自信になります。
マイナス点は、オンラインだとメンバーの状況が見えにくいので、話しかけるタイミングを悩んで抱え込んでしまいがちに。でもこれは、エクサウィザーズに限った話ではないですね」
「どんなに忙しくてもやさしく返してくれるから、私は気軽に聞いちゃえ!と思っている」と話す、入社して約4カ月の齋藤さんの評価は「9点」だ。
「業務量なのかスキルなのか、社歴が浅いために残業の原因をまだ自分で特定できていない点がマイナス。もっと効率的に仕事を進められるんじゃないかと、今模索しています。
加点ポイントは高木さんと同じで、とにかく人がいい。採用部には月に1度『メンバー同士を褒め合う会』というものがあって、どんなに小さなことでも褒めて感謝し合うんです。やる気というガソリンを入れてくれるから、頑張ろうって思えます」
平尾さんは「8点」と評価する。
「家庭の都合を優先することに、理解があるのはありがたいですね。
高いレベルで仕事をこなさなければと、ついプレッシャーを自分に課してしまいますが、信頼して仕事を任せてくれることがやりがいにつながっているのも事実です。
あとは、パートメンバーもやったことを評価され、客観的に自分を見つめ直せるような評価制度を会社として整えて欲しいですね。そうしたら、さらにやる気がでます!これからどんどん事業が拡大していくと思うので、もっと仲間が欲しいです。前向きに、いろんなことにチャレンジする姿勢を持つ人と一緒に働きたいですね」
エクサウィザーズのミッション「社会課題の解決」の一助となるように
「パートがモチベーション高く働ける環境を、自分たちでもつくっていきたい」と意気込む平尾さんには、もう一つエクサウィザーズで目指したいことがある。
「Care Tech事業のユマニチュード(フランス発祥のコミュニケーションケア技法)の勉強会に一度参加したら、参加者の超高齢社会に対する課題感や使命感に圧倒されました。いずれはユマニチュードについての勉強をしながら案件に参加し、世の中に広げる手伝いができるとうれしいです」
高木さんの目指す姿は何だろう。
「選考プロセスが応募者にどう受けとられたのか、今アンケートを取得しています。このアンケートをもとに、選考フローをもっと良くしていきたいですね。面接を担当する社員に対して採用部がどのようにフォローしていくのかなど、効果的な採用選考の仕組み作りをサポートしていきたいです」
齋藤さんも、「長期的な目標ですが」と前置きしつつ話してくれた。
「もっとリクルーターの気持ちや要望を理解して、的確にサポートできるようになりたいです。今は周りに助けてもらってばかりなので、『採用選考は齋藤に聞け!』って言われるくらいになりたいです。
また、リモート環境下だと、テキストでのコミュニケーションが中心になるので感情が伝わりにくく、ときにクールな印象になってしまいます。採用部の一色さんは、文章ひとつとっても愛情を込めるのが上手なんです。私も、そんなやさしさを持って働きたいと思っています」
働き方は違っていても、彼女たち3人が”ウィザーズ”の一員であることには変わりない。彼女たちの力が、エクサウィザーズの事業成長を支えていることは間違いないのだから。
(撮影の時のみマスクを外しています)