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今、まさに成長中!なFinTech事業部 AI×金融業界の分野でどんな成長をしているの!?

こんにちは!エクサウィザーズでインターンをしているDanielです。
今日は成長中のFintech事業部のメンバーへのインタビューをした模様をご紹介します。事業部の目指すものやどんなプロジェクトがあるかについては、FinTech事業部長の前川さんの記事でもご紹介していますが、今回1人ひとりのメンバーにフォーカスしてお話を聞きました!

エクサウィザーズのFinTech事業部は、「金融領域にAIを活用して日本経済を元気にすること」をミッションとして掲げ、金融機関の方々と一緒に、これまでの事業活動を行う中で得たデータを使ってサービスや事業開発をしたり、プロダクトを作ったりしています。

■プロフィール

大村真(おおむら・しん)
明治安田生命保険相互(商品)、GEキャピタル(CRM・リスク管理)、みずほ証券(リスク管理・財務)、プルデンシャル生命保険(営業分析・DX戦略)と約30年金融でデータ分析の腕を磨いた後、満を持してエクサウィザーズに参加。現在は金融業界のクライアントに対して提案などを行っている。

丸山恵里子(まるやま・えりこ)
新卒で生命保険会社に入社。システム子会社に出向し保険事務システムの保守開発を経験。その後、DX推進部門に異動し、データ分析を中心とした技術調査・PoC推進を担当。2021年8月よりエクサウィザーズに参画し、金融業界をはじめ様々なクライアントに対してPoCから実装までの支援を担当。

池田晴彦(いけだ・はるひこ)
アクセンチュア、KPMG FASを経て、エクサウィザーズにジョイン。現在は銀行・証券・カード・リース会社のお客様に対して、データ・AIを活用した既存業務変革、新規ビジネス創出支援に従事している。

Daniel GUNAWAN(グナワン・ダニエル)
インドネシア出身。中野製薬、Accenture Technology Solutions Sdn Bdn(マレーシア)を経て、早稲田ビジネススクールに通いながらエクサウィザーズのインターンとして活躍中。現在は海外におけるM&Aおよび不動産業界のAIソリューションをリサーチし、FinTech事業部をサポートしている。

FinTech事業部のミーティングの様子。和やかながらも議論は真剣に

Q:皆さんがエクサウィザーズに入社した背景や理由を教えてもらえますか?  

大村:私は前職が保険会社でした。キャリアチェンジのきっかけは子どもが大学を卒業し、そろそろ新しいチャレンジが出来るかなと思ったことです。今後の自分の進む方向を考えたときに、プレイヤーとして自分の専門性を研いでいきたい、という思いがあり情報を収集し始めました。

実はエクサウィザーズのことは転職活動をする前には知らなかったんです。何社か話を聞いた中でも「様々な会社のデータを扱える」ということに魅力を感じましたね。実際に入社後の今、その環境にいると、面白いという一言に尽きます。色々な知識をつけなくてはならないので、知的好奇心が刺激されるし、自分が興味を持って掘り下げたことが仕事に繋がっていく。金融といっても銀行、生保などビジネスモデルも異なるし、会社としてのニーズも多岐にわたる。色々な会社のニーズにこたえるための勉強が必要な環境ですね。

丸山:私は新卒で入った金融機関でAIやブロックチェーンなどの調査・技術検証を広く担当していました。社内のプロジェクト経験を通して、技術を適用すべき課題の特定が重要であることを実感するとともに、技術観点でより尖りを持ちたいと強く思うようになりました。転職を意識して、コンサルティング会社など含め、様々な会社の話を聞きました。

エクサウィザーズのメンバーと話をしたときに、課題ドリブンである姿勢や、専門性が高く実装にこだわっていること、上流から下流まで様々なフェーズの案件を行う能力・知見・経験があるのがエクサウィザーズでした。企業によっては、DXやAI活用のプロジェクトを企画しても、実際その技術やソフトウェアが使われる現場との距離の遠さがネックになり、PoCの次に行き辛いことがあります。私は、実装までやり遂げたいと思って最終的にエクサウィザーズに転職をしました。でも、将来的には金融機関に戻る選択肢も十分あると思っています。

大村:金融機関を対象にAIのプロジェクトを進める上では正直、大変だと感じる時もあります。規模もあるし、ビジネスとしての特殊な面もある中で、新しい取り組みで組織全体を動かすことは並大抵のことではありません。
また、実務に落とし込んでみると、AIはある意味で「浮いた」話になるケースもあり、実装までは至らないこともあります。もちろん金融の中でも、先進的な取り組みをしている企業はいくつもあります。

丸山:進みにくい企業は、現場とのDX推進組織の距離の遠さがあるのかもしれませんね。現場の方の改善につながるようにしたいと思ってDX推進組織は色々な提案をするのですが、既存の業務負荷が高く、新しい取り組みへの優先順位が低くならざるを得ないというようなことがあります。自分の過去を振り返ると、もっとクリアにメリットを打ち出すことが必要だったのかなと思いますが、当時はなかなかそれが示せませんでした。

池田:私はお2人と違い、新卒からコンサル一筋で、クライアントとして事業会社の方々とお付き合いをしてきました。コンサルでは、直近は、データ活用で業界をどう変えるかというプロジェクトなどを手掛けていました。コンサルで得た経験を活かしながら、当事者として課題に向き合いたいと思いが強くなりエクサウィザーズにジョインしました。

Q:FinTech事業部でどんなプロジェクトを担当していますか? 

Fintech事業部の取り組みの一例 引用: 統合報告書「ExaWizards Integrated Report 2022」

大村:いわゆる金融系のクライアントに向けて、AIに関する提案や実際に手を動かす分析もやっています。「こんなことをしたいな」「これが課題だな」と思っているポイントは共通していますね。事務や内部統制など、似通った課題を解決するプロダクトを開発できれば、より多くの企業に使ってもらえると思うので、そういったことをもっとやっていきたいと思っています。

丸山:私はFinTechに加え、AIプラットフォーム事業部における
イノベーションアーキテクチャ部というシステム実装推進を行う部署も兼務しているので、まさに現場でのトライアルや実装に向けたプロジェクトができていますね。

Q:エクサウィザーズに入って何が良かったですか?

大村:色々な会社の話が聞けるのは、とにかく刺激があります。加えて社内にコンサル業界の経験者や技術者として尖った人、中でも印象的なのは若いけれど手練れな人が多いということですね。
理念がしっかりしており、「何のために働いているのか」が分かり易いのかもしれません。「AIを用いた社会課題解決を通じて幸せな社会を実現する」というのを頻繁に経営会議(※エクサウィザーズの経営会議は全社員が参加できます)で耳にするので驚きました。

丸山:入社時にこれが出来たらいいな、という上流から下流の実装まで幅広く関われていることに満足しています。ビジネスメンバーもエンジニアもいい意味で役割を決めずにワンチームでできているなと感じますね。経験という観点でも、モチベーションという観点でも良いなと思えます。

Q:エクサウィザーズで、金融業界にどのような変革をもたらしたいですか?

大村:金融機関のシステムには「攻め」と「守り」があると考えています。私は「守り」が合っているのではないかと思っているんです。例として、事務作業などを人海戦術で行うことが挙げられます。この辺りは絶対に変えたいと思っていますが、必ずしもAIを使わなければ解決できないかというとそうではなく、一般化した技術で生産性を改善できるケースも多いです。

他方「攻め」のテクノロジーとしては、営業を科学するようなことがあり得ます。こういうものはAI等を使っていく領域ですね。私自身営業が非常に強い会社の出身なので、営業の人材が、脇道に逸れずに成長する仕組みをどう考えるか。そういった「攻め」のシステム領域に中々予算が付かない現状があるのですが、そんな「攻め」のプロジェクトもやってみたいと思っています。

丸山:私は、業態をまたいでサービス提供することや、金融機関の顧客視点でのシフトチェンジを加速していくような動きをやりたいと考えています。金融機関に限らず、DXをする際にどうしても供給者目線といいますか、「社内の営業効率をどう上げるか」「会社として金融商品をどれだけ効率よく売るか」みたいなことに焦点が当たりがちなのですが、「顧客がそれによってどんなベネフィットを受けられるのか」ということに着目して新しい仕組みやビジネスを考えていきたいと思います。

Daniel:私は日本で7年、マレーシアで3年働いて今また日本に戻ってきています。マレーシアやインドネシアでは金融機関の振込手数料が一切なし、口座開設などの手続きもデジタルで短時間で完結するし、資産や残高の確認など、全てが1つのアプリで完結します。日本だと契約に多くのステップがあり、待ち時間も長いですし、印鑑が要りますよね。顧客側として体験が全く違うと思っています。

池田:確かにDanielさんがおっしゃる指摘も納得できるところがあるんですが、それだけ日本の金融業界は歴史があるという背景があります。オペレーションがしっかり整備されているからこそ、決まりごとが出来て組織やビジネスの意思決定が慎重になりがちです。最近、日本でも、チャレンジャーバンク(※自ら新規で銀行免許を取得し、金融サービスを提供する企業)等が複数生まれていますよね。

ただ、既存の金融業界では大村さんのおっしゃる通り、人手をかけてればやれてしまっている現状があります。それをテクノロジーで解決したいと思っています。困った時に社内のIT部門に依頼して解決してもらうのではなく、現場のビジネスの人がITを理解して、システム部門の人と協力してよりよい業務のあり方を模索するような世界を実現したいですね。

大村:金融業界のIT部門の人って本当に忙しいんですよね。それにDX案件でPoCを進めるにしても、話が大きくなってしまって、なかなか進みにくくなることがあるので、小さくアイデアを出してトライアルをやって大きく育てていくことが出来たらと思いますね。

丸山:そうですね。保険業界などは、元々商品提案をするうえでライフイベントに関するデータへの関心は高かったと思いますが、これからはそれ以外にもお客さまのリスクを捉えられるようなデータを蓄積・分析し、よりパーソナライズされたリスク検知等につなげることで、ワンストップでユーザー目線に立った情報提供、商品提案ができるといいのかなと。

大村:運動×保険や、医療×保険、のような新しいビジネスを考えることは保険会社さん自身よりも外部者の方がアイデア出しやすいかと思います。そういった点でエクサウィザーズの価値を提供できるといいですね。

池田:銀行×見守り、銀行×メンタルヘルスのような非金融のサービス提案ができる点も面白いですよね。近年はキャッシュレスが浸透してきており、アナログのお金とは違ってトランザクションデータがだいぶ見えるようになってきています。データ解析をすると個人のニーズが見えるようになっていますので、AIで出来ることがこれからも増えていくと思います。

Q:最後に、こんな人と働きたい!という希望はありますか?

大村:一緒に働いていて楽しいのは、好奇心を持てる人ですね。色々な興味関心を持って仕事に取り組んでいるので。

丸山:金融業界の方で、もっと課題解決に直接かかわりたい、そんなパッションを持った人と働きたいですね。私自身、新卒で入った業界から外に飛び出していろいろな発見をしました。

池田:金融機関で働く方の中には、大きな組織が持つ固有の事情で制約に直面している方もいらっしゃると思います。丸山さんがおっしゃったように、一度制約の少ない組織でやりたいことにチャレンジして、業界を俯瞰しながら変革するのも魅力的だと思います。
「この業界のここを変えたい!」という想いを持って、「手段」としてエクサウィザーズという会社を使ってもらえたらと思いますね。良い意味で「会社を利用する」くらいの気持ちを持った方と、面白い仕事をしていきたいと思っています。

三者三様の立場で、FinTechに関わる考え方を語ってもらいました。
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