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ポジティブな“カオス感”がある。ドワンゴの最前線に立ち続けた広報が考える、エクサウィザーズの魅力

「新たな挑戦をし続ける会社には、常にポジティブなカオス感があると思っています」

「エクサウィザーズ」で活躍する”ウィザーズたち”を紹介するストーリー。今回は、ドワンゴで9年間、政治からアニメまで複数の領域を横断して広報として関わってきた広報部長の古屋さんです。

新しいごとづくしだったドワンゴの広報からの学びや、ドワンゴとエクサウィザーズの共通点「良い意味でのカオス感」について、伺いました。

■ プロフィール

古屋 涼(ふるや・りょう)

月刊誌での雑誌編集とウェブメディアでのライター経験後、ドワンゴに転職。入社から約9年間、動画サービス「niconico」関連の広報と宣伝に従事。プロモーション部門の責任者として、新サービスやアプリの発表、グロース期における会員獲得施策、「ニコニコ超会議」や「ネット党首討論」等のプロモーション統括、ニュース、音楽、政治、将棋、アニメ、ゲーム等の異ジャンルのプロモーションを経験。2019年8月、エクサウィザーズ広報に転職し、広報部長を務める。

『ニコニコ超会議』立ち上げから『ネット党首討論』まで。「社会の変わり目」を最前線で駆け抜けたドワンゴ時代


ーー古屋さんはエクサウィザーズに入社する以前は、編集・ライター職から転職してドワンゴの広報をされていたそうですね。

今は会社でも働いていますが、もともとは音楽で生きていこうと思っていたんです。ギター片手に海外でライブツアーをしたりしていて。当然、就活は全くしませんでした。

大学を卒業してすぐの4月1日、ライブに向かう途中で、スーツを来た若い人たちとすれ違いました。たぶん自分と同い年の新入社員だったのでしょう。そのときに「自分は大勢の人とは反対方向を歩いているんだな」と感じたのを覚えています(笑)

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(海外ツアーの時の写真。赤いシャツでギターを弾いているのが古屋さん)

音楽活動は充実していたのですが、海外ツアーから帰国して「音楽をずっと続けるためにも、仕事も全力でやろう」と思い、雑誌の編集やライターの仕事をしました。音楽と同じで、伝える仕事に興味があったんですね。

しかし、2010年当時は、メディアのあり方の変わり目でもありました。マスメディアからウェブメディアに転職する人たちを横目に、同じ伝える仕事でも、メディアでの経験を生かして広報として働く道もあるのではと思い、広報の求人を探していたときに運よくドワンゴの募集を見つけました。

ーードワンゴの広報ではどんな仕事を経験しましたか?

とてつもなく幅の広い業務を経験しました。新サービスやアプリの発表、会員獲得施策やイベントの広報に始まり、東日本大震災を受けて始めた募金活動の広報から、アニメやゲームのイベント出展、ネット選挙で政治家が出演する番組の広報をしたと思ったら、今度はライブハウスの広報や大相撲のネット配信の広報をしたり。

時には毎週のように記者発表会やメディアキャラバンをしながら、ウェブメディアはテクノロジー系からエンタメ系、新聞は文化部、経済部、社会部、政治部、運動部、テレビは報道から芸能まで。おそらく通常は1社では経験できないほど、ありとあらゆるメディアの方とリレーションを作ることができました。

ーー特に印象的だったのは、どんな仕事ですか?

『ニコニコ超会議』の広報です。今でこそ毎年15、6万人が訪れる風物詩のようなイベントになりましたが、初開催の2012年当時は、インターネット企業が幕張メッセを貸し切る取り組み自体が、前代未聞。ネットクリエーターから政治家までいろんなジャンルの人が一堂に会する大規模イベントは誰もが未経験だったので、広報も前例がない中で取り組まざるを得ませんでした。

今でも思い出すのは、十万人以上が入り乱れる中での政治家の取材アテンド対応です。メディアの方たちが記事にできるよう、会場を練り歩く政治家を撮影できるタイミングとスペースを何とか設けました。当日何が起きるかわかりませんから、前日の夜中まで会場で何度もシミュレーションを繰り返して、オペレーションはびっしりと細かく作りました。

他にも印象に残っている仕事は山ほどあります。インターネット選挙活動が解禁された2013年には、初めてネット視聴者向けに各党党首が討論するという『ネット党首討論』をドワンゴがニコニコ生放送で開催しました。このとき取材来場したメディアは250人、テレビはカメラ50台。世間の注目が高かっただけに、事前の取材問い合わせ対応だけでもみくちゃになりました(笑)。

こんな風に、ドワンゴは社会の変わり目を象徴する取り組みで注目を集める会社だったので、その最前線の広報は非常にドライブ感があり、チャレンジングな仕事でした。

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ーー「まだ誰も経験のない仕事」をいくつも経験してきたのですね。どのような学びがありましたか?

どれだけ準備しても、前例のないサービスやプロジェクトを広報することがほとんどだったので「本当にこれでうまくいくのかな?」という葛藤は常にありました。何が正解かわからないし、失敗もするかもしれない。でも、最初の一歩を踏み出す人間は、やれることを最大限にやるしかないなと。どんな状況でも逃げずにやり抜く、エクサウィザーズも掲げている「Execute(実行)」のマインドを身につけました。

よりエキサイティングな環境を求めて“運命の会社”に転職。

ーー9年在籍したドワンゴから、エクサウィザーズに転職されました。その経緯を教えてください。

ドワンゴに入社して3年後にマネージャーになり、その3年後には部長になりました。3年置きにキャリアの変わり目があったなかで、転職を考えたのは部長として3年が経過した頃でした。

マネジメントの視点も経験できることで新たな学びがありましたし、会社が好きだったので、このままドワンゴで働き続けたい気持ちもあったのですが、「さらにまだ誰も足を踏み入れていない方向に進んでいくために、新しい領域で再チャレンジしてみたい」と思ったんです。

辞めるからには、今まで以上にゼロベースで仕事ができ、ドワンゴのように社会に影響を与える会社に行きたい。そう思い、情報収集を始めようとした矢先、すぐにエクサウィザーズの存在を知ることになりました。いきなり”運命の会社”に出会ってしまったと思いました。

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(2019年の全社会で話している古屋さん)

ーーエクサウィザーズの特にどこを魅力的だと感じましたか?

良い意味で、ドワンゴと共通する部分が大きく二つあった点です。

一つは、まだ誰も十分に成功したとは言えない領域へのチャレンジ。もう一つは、事業領域を絞るのではなく、幅広い領域への事業展開を志向している点です。「自分たちが解決しようとしている社会課題は一つではなく、全部解決する」姿勢に、「AIを用いた社会課題解決を通じて、幸せな社会を実現する」というミッションへの覚悟を感じました。

それで、「自分にはこの会社しかない」と思って面接に臨んだのですが、実は最終面接で落ちまして。内定をもらったのは、2回目の最終面接を受けたあとなんです。

ーーえっ、2回選考を受けたのですか!?

はい。自分にはエクサウィザーズしかないと思っていましたし、エクサウィザーズ にとっても自分は必要だろうと。今振り返ると、めちゃくちゃ厚かましいですね...(笑)。そんな確信があったので、もう一度話を聞いてもらえるようお願いしました。

一度落ちた理由は……ミッションを実現するだけの強い気持ちを、しっかり伝えきれていなかったのかもしれません。自分の中ではミッションへの熱意が当たり前過ぎたのですが、2回目の面接ではその気持ちを改めて伝えました。エクサウィザーズでは、社会課題解決への気持ちをどれだけ持っているのかが、本当に重視されていると思います

求めていた「もみくちゃ感」。不確実性の高い仕事ほどやりがいがある

ーーエクサウィザーズでは現在、どのような仕事をしていますか?

まずは会社の取り組みをもっと多くの方に知ってもらう必要があるフェーズのため、いまのフェーズで取り組むべき広報戦略を立てて、質の高い情報発信を増やして効果をモニタリングし、メディアの方たちとのリレーションを丁寧に作る、広報の基本的な体制整備に注力しています。

介護や医療、金融、ロボット、HR、AIカメラなど様々な領域の広報を同時並行で進めているので、各領域の発信が重なるケースもあります。新しいプロダクトの情報発信が続いた時期に、国際ロボット展への出展と、オックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン教授の来日アテンドが重なったときは大変でした。

ただ、その「もみくちゃ感」は、自分が求めていた感覚でもあります。事業が「凪」の状態でいるよりも、仕事が多くて不確実性の高い環境の方が、やりがいがありますから

ーードワンゴとエクサウィザーズで共通点があると仰っていましたが、入社後の印象はいかがでしたか?

変わらないですね。どちらも良い意味での「カオス感」があります。

勘違いしてほしくないのですが、決して「ぐちゃぐちゃ」というわけではありません。エクサウィザーズやドワンゴにあるのは、社内がしっちゃかめっちゃかになっている”内部的な”カオス感ではなく、高い目標に向かい、外部からの期待を良い意味で裏切るからこそ生まれる、“外向きのカオス感”です。

だから周囲には、「そんなに高い山を登るんですか?」「あっちもこっちもやるんですか?」と言われる。新たな挑戦をし続ける会社には、常にポジティブなカオス感があると思っています。

ーー広報業務は経営陣と関わる機会が多いと思います。社長の石山さんや会長の春田さんから影響は受けましたか?

そうですね。二人の背中からは、「やり抜く力」の強さを感じます。会社は人数が増えてくると、つい何となく仕事が進んでしまうケースも出がちだと思うのですが、二人は「なぜこれをやるのか?」「どんな社会課題を解決しようとしているのか?」を常に問います。決して妥協しないスタンスから、ミッションを必ず実現するんだという意志の強さを感じます。

エクサウィザーズのバリューに「Execute(実行)」があるように、社員にも「やり抜く」姿勢が期待されています。経営陣だけでなくメンバーにも「やり抜く」気持ちが強い人が多いのは、社会課題の解決という大きなテーマに共感して集まった人たちだからだと思います。

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(2020年の広報会議12月号に、プレスリリースの手本事例として取り上げられました)

「同じような人がいない」のがエクサウィザーズらしさ。世界のいろんな側面が凝縮された環境

ーー働いていて、「エクサらしさ」を感じる場面はありますか?

まさにいま「エクサらしさ」が作られようとしているフェーズだと思いますが、メンバーの多様性が高いです。現在22カ国籍の人が働いていますし、介護士、戦略コンサル出身者、起業家、省庁出身者、CTO経験があるエンジニアなどなど、キャリアの幅も広い。もしかしたら、「同じような人がいない」のがエクサらしさかもしれません。

自分は音楽活動や仕事を通じていろいろなタイプの方たちに出会えてきましたが、エクサウィザーズに入って、世の中にはもっと多様な人がいると気付かされました。二つの会社での経験を通して、世界の様々な側面を見ることができていると思います。

ーー今後エクサウィザーズで成し遂げたい夢を教えてください。

ミッションの実現に向けて各事業が軌道に乗るよう、まずは広報のできるサポートを最大限していきたいです。そして、少しでも多くの社会課題解決が実現するように、「会社の事業だけでなく社会に貢献できる広報」でありたいと思っています。

とはいえ、広報は一気に1を10にする仕事ではないと考えています。劇薬のようなものではありませんが、何もしなければ1は1のままです。1を3に、3を5に、5を10にする。その積み重ねでいつしか100になるように、各事業の初速をつけていくことが、今のフェーズで広報が果たすべき役割だと思います。基本を徹底し、「なぜこれをやるのか?」を常に問いながら、少しずつ社会を良い方向に変えていくことに貢献できればと思います。

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エクサウィザーズ では一緒に働く人事を募集しています。興味のある方は是非ご応募ください!

文:一本麻衣 編集/写真:稲生雅裕

(撮影の時だけマスクを外しています)

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