エクサウィザーズは、自分なりの哲学で当たり前を作れる場所。元東大職員が挑戦する攻めのコーポレートとは。
見出し画像

エクサウィザーズは、自分なりの哲学で当たり前を作れる場所。元東大職員が挑戦する攻めのコーポレートとは。

「一番重要なのは、仕事に対して自分なりの哲学を持っていること」

「エクサウィザーズ」で活躍する”ウィザーズたち”を紹介するストーリー。今回は、ベネッセ、リクルート、東大職員を経て、コーポレート部門で労務・総務を担当する小谷さんです。

「人の成長や変化の瞬間に関わりたい」という思いを一貫して持ち続けてきた彼女が、教育領域からエクサウィザーズにたどり着いた道のりを伺いました。

◾️プロフィール

小谷 沙代子(こたに・さよこ)

国際基督教大学卒業後、2009年に株式会社ベネッセコーポレーション(以下、ベネッセ)に入社。幼児向け教材のマーケティングを担当する。2015年株式会社リクルートホールディングス(以下、リクルート)に転職。新卒採用の業務に3年弱携わり、学生との面談から採用フローの構築まで幅広く経験。その後東京大学に転職し、留学する学生のサポートに約1年従事。さらにスキルアップできる環境を求めて2019年6月に株式会社エクサウィザーズに入社。コーポレート部門で労務・総務を担う。

人の変化の瞬間に携わりたい。原体験は、言えなかった「ありがとう」

ーー新卒ではベネッセに入社されていますよね。教育領域にはもともと興味があったのですか?

そうなんです。「人の成長や変化の瞬間」に関わりたくて。きっかけは小学2年生の頃に遡ります。

当時、近所に住んでいたアメリカ人4人家族と、家族ぐるみで親しくしていました。子ども同士で遊んだり、お互いの家で食事をしたりする仲だったので、その一家の帰国が決まったときに、私は感謝の気持ちをちゃんと伝えたいと思ったんです。

普段から日本語で話していたお父さんと2人の子どもには、自分の言葉で御礼を言えました。でも、日本語を話さないお母さんには、何も言えなかったんです。いつも美味しいご飯やお菓子を作ってくれたお母さん。あんなにお世話になったのに、「ありがとう」の一言すら出てこなくて。

それがものすごくショックで、「絶対に英語を喋れるようになりたい!」と子ども心に強く誓ったんです。そこから突き動かされるように勉強して、英語学習に力を入れている中学に進学したり、留学にも挑戦してきました。

ーー感謝の気持ちを伝えられなかった体験が、小谷さんを英語の勉強へと駆り立てたのですね。

ええ。大学在学中から英語教育に携わりたいと思っていたので、英語の教員免許を取ったりしていたのですが、「自分が英語に打ち込んでこれたのは、学びたい強い気持ちがあったから」だと思うと、「どんなに教育の質が高くても、本人に学ぶ意思がなければ意味がない」と思ったんですね。

人は何に興味を持ち、どんなときに行動を起こすのか。その仕組みに興味が湧いてきて、幅広い年齢の成長や発達にアプローチできるベネッセを就職先に選びました。

ーーベネッセではどんな仕事をしましたか?

「こどもちゃれんじ」などの幼児教材のマーケティングです。私の所属していた部署では、保護者からの問い合わせに電話対応する機会も多かったんですね。そこでは、言葉が相手に与える影響の大きさを意識するようになりました。

意識したきっかけは、教材の体験談を寄せてくれた東北地方在住のお母さんとの会話です。東日本大震災から半年も経たない時期で、「子どもが震災のショックで自分の側から離れようとしない」と悩みを話されたんですね。

子どもを持つ親ではない自分に、何が言えるだろうと思いました。でも、ふと自分がお子さんと同年齢の時期に体験した阪神大震災のときのことを思い出して。とっさに、「お母さんがただそばにいてくれるだけで、当時の自分は安心できましたよ」というような話をしたと思います。すると、その方が涙ながらに感謝の言葉を述べてくださって。言葉が人に与える影響ってすごく大きいんだなと、そんな経験を積み重ねながら学んでいきました。

新卒採用で学んだ“黒子”の苦労。「当たり前」は簡単には作れないから価値がある

ーーその後リクルートに転職されましたね。どのような背景があったのでしょうか?

ベネッセで新人育成を担当したときに、若手、特に新社会人の成長を支える方向に自分のキャリアを広げてみたいと思うようになりました。

新卒採用は学生にとって「社会に出る一歩」であり、成長の起点にもなり得るタイミングです。「変化や成長の瞬間に関わりたい」想いともマッチしていたので、どうしてもやってみたくなってしまって。未経験でも採用してくれる会社を探した結果、リクルートに辿り着きました。

ーー確かに就職活動をきっかけに視野が広がり、内面的に成長する人は多いでよね。新卒採用ではどんな業務を経験しましたか?

学生との面談は、めちゃくちゃ面白かったです! ただ、責任は重かったですね。どんな言葉をかけるか、どんなきっかけを作るかで、学生の決断は大きく変わってくる。だからこそ無責任な発言はできないし、絶対にしたくないと思って取り組んでいました。ベネッセの時の言葉を大事にする経験が活きたなと思います。

面談だけでなく、採用フローの設計・運用、社員の日程調整など裏方の仕事も経験しました。そこで学んだのは、当たり前の状態を作る難しさです。例えば、採用ページでアカウントを作り、エントリーシートを提出すると合格・不合格通知が来る。これって、学生にとっては当たり前ですよね。でも、それを実現するための設計って、ものすごく大変で。何か一つ設定を間違えるだけで、誤ったメールが飛んでしまったり、学生への連絡が漏れてしまう危険があります。

この業務を通じて「普段当たり前のように使っている電気や水が何の問題もなく使えるのも、実はすごいんだな」としみじみ感じました。誰にも気にされず、徹底的に黒子になるって、すごく大変で、大切なんだなと

画像1

ーーその後東大に転職したのは、何がきっかけだったのでしょうか?

新卒採用は非常にやりがいがあったのですが、ジレンマを感じていました。人事としてコミットしている数字は達成しなければならないと思う一方、向き合っている学生は本当に自社に入ることで幸せになるのだろうか、と。

「ここでは学生に100%寄り添えないこともある。もう少し学生主体で働けるところに行ったら、どんな景色が見えるだろう?」と思い、東大に転職しました。

スキルアップできる環境を求めて、東大からエクサウィザーズへ。決め手は「ミッションの身近さ」

ーー東大の仕事はいかがでしたか?

留学する学生をサポートする仕事は、すごくやりがいがありました。今までよりもずっと学生中心に考えられる機会が多かったですし、リクルートの経験も活かせました。何よりも自分の人生において、留学の経験はターニングポイントになったと思っていて、そこに関われたのは非常に有意義でした。

ただ、ないものねだりかもしれませんが、これまでの経験を活かすだけでなく、経験の幅を広げさらにスキルを増やしたいと思うようになってきました。人事の半田さんに声をかけてもらったのは、東大で働いて約1年が経ち、そんなモヤモヤを抱えていたときでした。

ーー人事の半田さんは、小谷さんとリクルート時代の同僚だったんですよね。

はい。退職したのも同時期で、実は東大に入る前にも半田さんから入社を誘われていて。そのときは断ったのですが、「今まで経験のない仕事に挑戦できるなら、スキルアップの機会になるかもしれない」と思い、今回は興味を持って話を聞かせてもらいました。

ーー入社を誘われたのは2回目だったのですね。何が入社の決め手になりましたか?

オファーをもらっていた労務や総務の領域は未経験でしたが、仕事をしながら学んでいけばいいと後押ししてくれたので決断できました。これまでの仕事ぶりを評価してくれたのかな、と思います。

それだけでなく、「AIを用いた社会課題解決を通じて、幸せな社会を実現する」というミッションをすごく身近に感じたんです。例えば、この先自分の親が老いても、AIがあるとどんなに暮らしやすくなるか、話を聞いて明確かつ身近にイメージが持てましたし、そこに向かってエクサウィザーズのメンバーが本気で取り組んでいるのも、選考の過程でひしひしと伝わってきました

画像2

高い志を持つ社員を人事の立場からサポートできるのなら自分の成長につながるし、ひいてはそれが社会課題の解決につながるのならとても良いなと思って、入社を決断しました。

1→100へと向かう過程の「当たり前」を作るために。現場に寄り添うコーポレートでありたい

ーー今はどんな仕事に取り組んでいるのでしょうか。

エクサウィザーズの“当たり前”を、人事面から作っています。今後人数の増加を踏まえて社内DXを進めたり、福利厚生を整えたり。社員が人事関連の作業や手続きに引っ掛からずに、仕事に集中できる環境が理想ですね。

ーー今後どんなことに挑戦したいですか?

自分が大企業で感じた経験でもありますが、会社が大きくなるとコーポレートと現場の間に壁ができてしまいがちです。エクサウィザーズはそうならないように、現場と距離の近いコーポレートを目指していきたいですね。

エクサウィザーズの人たちは「ぶつかることはあっても決定的に決裂はしない」と人事の奥野さんがインタビューで語っていたように、私もそうした文化はとってすごく大事なものだと思うんです。その“エクサらしさ”が守られるように、社員がそれぞれの良さを発揮できる環境を整えるのも、自分の役割だと思っています。

エクサウィザーズでは社員一人ひとりがいい意味で独立していますが、困ったり、悩まない人間はいません。安心して働いてもらうためにも、「うちの会社は人事が味方になってくれる」という意識を、社員にカケラでも持ってもらえたら。そんな風に思います。

ーー今のフェーズでエクサウィザーズに加わる面白さは何でしょうか?

それはやっぱり、1から100へと会社が成長するフェーズを体験できることだと思います。会社が走り出そうとしている中、コーポレートはその土壌を整えておかなければなりません。これはなかなか痺れる仕事です。

そして単に内側を整えるだけでなく、エクサウィザーズらしい“攻めのコーポレート”の構築も面白さの一つです。コーポレートは立場上守りのイメージが強いですが、エクサウィザーズは絶賛成長フェーズの会社。にもかかわらず、「コーポレートはいつもブレーキを踏んでくる」と組織に思われるようでは、会社に貢献しているとは言えません。現場と相反するのではなく、共に戦う存在としてのあり方を探っていきたいですね。

大事なのは「自分なりの哲学」

ーー社員と話していて、感じる共通点はなんでしょうか。

強烈な原体験をきっかけに、「自分はこれを変えたいんだ」と強い意志を持っている人が多いですね。皆さんすごくエネルギッシュだと思います。

社長の石山さんからも、自分自身の原体験から世界を変えたいと思うようになったと面接で聞いて。人からの影響をきっかけに行動を起こしている部分に、非常に共感しています。

ーー強烈な原体験や明確にやりたい目標のない人は、エクサウィザーズで働くのは難しいでしょうか……?

いえいえ、そんなことはないと思いますよ。かくいう私も、明確にやりたいことってないんです。もちろん、社会が良い方向に進んで欲しいとは思っています。ただ、一番重要なのは、仕事に対して自分なりの哲学を持っていること。

例えば、私であれば、「人の成長や変化の瞬間に関わりたい」「人との関わりを大切にしたい」という信念は、初めから全く変わっていません。キャリアを振り返っても、規模や仕事は異なれど、その軸はぶれていないなと思います。今もエクサウィザーズ自身や社員が成長・変化していく瞬間を、人事として支えることにやりがいをもっています。

仕事を単なる作業としてやるのではなく、「どうしてその仕事をやっているのか」「自分はどうやりたいのか」を考える。そんな自分なりの哲学を持っている人が、是非エクサウィザーズを次のチャレンジの場として選んでくれたら嬉しいですね。

画像3

文:一本麻衣 編集/写真:稲生雅裕
(撮影の時だけマスクを外しています)



この記事が参加している募集

オープン社内報

よければシェアいただけると嬉しいです!
「AIを用いた社会課題解決を通じて、幸せな社会を実現する」をビジョンに掲げるエクサウィザーズの採用グループが、メンバー ・カルチャー ・採用情報などを紹介します。